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くもり時々晴れ、夕方からゲリラ豪雨の東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後新小岩のお客様とお電話、渋谷区桜丘計画検討、日本橋箱崎町計画検討、その後葛飾区新小岩計画の現場へ、大工さんと打ち合わせ、お客様と打ち合わせなど。

午後に帰社後は提携事務所さんと電話、資料作成、丸の内の不動産会社さんと電話、見積作成、お問合せ対応など。夕方は中野区大和町計画検討、板橋区板橋のお客様とお電話、双葉町のお客様とお電話、お問合せ対応、ミーティングなど。

いやはやもの凄いゲリラ豪雨でした。

ではこちら。

首都圏でゲリラ豪雨 マンホールから水が商店の天井をはるかに超えて噴出する映像に衝撃

きのう17日(2018年9月)夜、首都圏をゲリラ豪雨が襲った。各地で川が増水し、JR吉祥寺、京王府中、東急自由が丘などの各駅で屋根からホームや構内が激しく雨漏りした。

品川区のマンホールから突然、水が商店の天井をはるかに超して噴出する映像に、気象予報士の天達武史が「雨が激しい時はマンホールを避けて!」と驚きの声で注意を促した。
2018年9月18日 12時3分 J-CASTテレビウォッチ

なるほど。

確かに昨日の夜も凄い雨でしたが、比較的短時間でしたし、地元周辺では大きな被害は無かったようだったので、今日に比べたらまだマシだったんですね。

今日の当社事務所周辺では、ここ40年間で初めて見る光景でした。

前面道路は冠水してしまい車道は見えませんし、歩道も冠水している状況で、ときおり通る車が起こす波が事務所の入り口まで到達していました。

40年くらい前には、台風の影響で最寄り駅周辺の一番低い場所が冠水したことを記憶していますが、今回のようなゲリラ豪雨での被害は初めてだと思います。

改めてゲリラ豪雨の恐ろしさを実感した次第です。

このゲリラ豪雨の場合は、短時間に局所で集中的に多量の雨が降ることで、地面に浸透することなく、また道路の排水設備の能力を超えてしまい、その結果行き場の無い水が住居等に押し寄せてくるわけです。

この時には、道路の中にある下水道本管が満水になっていますので、そこに圧力がかかった水は建物などの排水管に逆流することもあり、被害が発生してしまう場合もあります。

昨日のニュース映像にもありましたが、マンホールから4m以上も水が吹き出ている光景は、完全に容量をオーバーしている状況ですし、記事にもあったように、マンホールが飛んでくることも考えられますので、とにかく外出は避けるべきだと思います。

現在の都市計画では、通常の雨なら問題無く排水出来るように、容量を計算されて下水管を配置されていますが、近年のゲリラ豪雨は想定外と言わざるを得ない状況です。

もし、今後もこのようなゲリラ豪雨が頻発するようなら、都市計画の見直しも必要でしょうし、下水道本管の容量アップや道路舗装の見直しなど、何らかの対策が必要になるでしょう。

都市部では、全ての排水が下水道管に接続されていて、敷地の中には土の部分が無い状況ですので、雨水のほぼ全量が排水管に流れてしまうということが、要因のひとつにあると思いますので、各家庭に雨水の貯留槽的な設備を設けるなど、住民が協力して進めることも必要かもしれません。

なかなかすぐに出来るゲリラ豪雨対策は無いかもしれませんが、まずはケガなどのないように、外出を控えて頂き、1階周辺ではあらかじめ土嚢を積んだり、バリケードを設置するなどの対策をしておくと、浸水を抑えることが出来るかもしれません。

また、宅内では、トイレのフタを閉めておいたり、キッチンや洗面など排水管の繋がれている設備機器では、排水口に雑巾を被せたりして、逆流や吹き出しの対策を取っておかれると良いと思います。

都市部での天候それ自体を避けることは出来ないと思いますが、年間に何回あるかわからないゲリラ豪雨には、予報が出た時点で迅速に行動することが大切ですね。

それでは。

今日もありがとうございます。


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