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雨のち曇りの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、お問い合わせ対応、資材発注、電気屋さんと電話、出版社さんと電話、通信会社さんと電話、世田谷区奥沢計画検討、練馬区田柄計画検討、その後出張所へ書類受け取りなど。

午後は豊島区南長崎でご検討頂いているお客様にご来社頂き、打ち合わせなど、その後現場ご案内、ありがとうございます。徳丸の現場で設備屋さんと打ち合わせなど。帰社後は内装建材メーカーさん来社打ち合わせ、夕方はガス会社さんと電話、地盤保証会社会社さんと電話、板橋区板橋3丁目計画検討、田柄計画のお客様とお電話、お問い合わせ対応、各種段取りなど。

蒸し暑いって、こういうことでしたね。このベタベタした感じ、不快指数が上がってきます。

ではこちら。

「タンスの角に小指をぶつける家」の問題点とは?

背の高い外国人が日本に来て、低い鴨居の下を毎日背中を丸めてくぐっていたら、いつの間にか猫背が癖になってしまった、そんな話があります。

家は人の習慣や家族関係を変えてしまう程の大きな影響力を持っています。例えば、夫婦関係は寝室のプランに大きな影響を受けていますし、夕食の品数はキッチンのプランに、親子関係は子ども部屋の位置や作り方に、そしてこの先の健康と安全も家の作りに大いに関係しています。

最近、タンスの角によく小指をぶつけるようになったと言う人がいました。小指は身体感覚のズレがあり、身体の中でもぶつけやすい個所と言われていますが、その家をよく見てみると、その間取りに原因がありました。
2015年6月2日 21時45分 All About

なるほど。

この「タンスの角に小指をぶつける」という経験、きっと日本人なら誰しもがあるのではないでしょうか。

やはりその根本的な問題というのが、家の狭さにあるのはもちろん、日本人の暮らし方にもあるように思います。

記事にある家では、ベッドから降りてトイレに到着するまでの途中にタンスが置いてあったというのが、直接の原因になっていたそうですが、これも部屋の広さに余裕があれば、また間取り的に工夫がされていれば、回避出来ることだと思います。

ところで、日本における建築では、まだまだ尺貫法を元にした寸法体系が多く採用されています。

ホームセンターで普通にベニヤ板を買えば、いまだに90センチ×180センチのものが用意されますし、フローリングの幅が303ミリだったり、いろんな建材が3の倍数の寸法で作られています。

ご存じの通りタタミの寸法も関東ではおおよそ90×180センチ前後となっていますが、これらの寸法は当時の人間工学に基づく最適な寸法だったように思います。

その影響は不動産業界にも根強く残っている、というか一般的にも使われている「坪」という単位は、タタミ2帖分のことですが、わざわざ約3.3平米とかの表記を併記していますね。

小指をぶつける原因には、こういった古い習慣が現代の日本人に会わなくなってきていることも、要因のひとつだと思います。

ご先祖様に比べて現代の日本人は身長も伸びましたし、体格も大きくなっていますので、尺寸法ではどうしても追いつかないのだと思います。

さらに、間取りプランについても加齢による体力の低下を想像したり、車イスにも対応出来るようにするなど、もっともっとバリアフリー化を徹底したり、生活動線を最小かつスムーズにするなどの工夫が必要なのではないでしょうか。

記事にもあるように、家が人間に与える影響は決して少なくはありません。今から家づくりを始めるなら、そのプランや設計によって、小指をぶつけることが避けられますし、いつまでも安心で快適に暮らすことが出来ます。

家づくりでは設計ももちろん大切です。弊社の経験豊富な一級建築士によるご提案を是非一度お試しください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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