令和に家を建てるならRCdesign

晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から渋谷区富ヶ谷計画検討、練馬区桜台方面でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。資料作成、お問い合わせ対応など。

午後からは資材発注、世田谷区砧計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。大工さん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応など。夕方は富ヶ谷計画検討、図面作成、埼玉県久喜計画検討、リフォーム計画のお客様とご連絡、ミーティングなど。

令和になって早半月、少しは慣れましたでしょうか。今週は運動会という地域も多いようですが、令和になって初めての、土曜日恒例の家づくり講座第400回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、人間が快適な湿度は、40〜60%だと言われています。

しかし、日本では夏は70%以上に、冬は20%以下になることがありますので、快適に過ごすには、湿度の調整が欠かせません。

昔の日本の住宅は、ふんだんに使われた木材や障子・ふすまに使用された紙などの自然素材が、湿度を調整していたともいわれています。それに加えて、今より気密性が低かったので、適度な空気の循環があったとも。

確かに、そういう一面もあったかもしれませんが、そこには人間の健康を考えた結果というよりも、限られた資源と材料を、より長期間使うことが優先されていたんですね。

一方、昔と比べて気密性が高くなった最近の住宅は、冬でも湿度が70%を超えることがあります。気密性が高い部屋で、換気を行わずに加湿してしまうと、そうなってしまいます。

気温28度以上、湿度70%以上になると熱中症のリスクが高まります。

カビやダニが増えやすくなるので、ハウスダストによるアレルギーも心配です。

湿度50%以下になると、肌やのどが乾燥し、美容にも健康にも悪影響を与えます。

湿度40%未満になると、インフルエンザウィルスの生存率が高まります。静電気も生じやすくなります。

日本の暮らしでは、健康的で快適な生活を送るためには、季節によって湿度が変わるたびに、エアコンや除湿器、加湿器などで調整する必要があります。

注意が必要なのは、床下や押し入れなど、湿度調整が難しいところなんですが、しっかりと換気設備を稼働させることと、調湿作用の期待出来る建材を選んでおくと良いでしょう。

炭や珪藻土は、湿度を調整する自然素材として注目を集めていますが、名称や表記だけで、その種類によって調湿機能が期待できないことは知られていません。

湿度は、人や住まいの健康に大きな影響を及ぼします。

まずは計画的な換気が重要で、さらに自然素材などを上手に取り入れて、健康を守りたいものですね。

それでは。

今日もありがとうございます。


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