東京でRC造の家を建てるならRCdesign

晴れても寒い東京です。

そんな今日は朝から見積作成、板橋区泉町計画検討、資料作成、金融機関へ、帰社後は日野市計画検討、練馬区桜台計画検討、都市銀行さんと電話、書類作成など。

午後は江東区平野計画検討、お問合せ対応、出版社さん来社打ち合わせなど。夕方は中野区大和町計画検討、構造担当と協議、港区高輪計画検討、ミーティングなど。

最近はイルミネーションを行なっているご家庭が増えましたね。

ではこちら。

自然災害大国で千年以上続く集落「千年村」をご存知ですか? より豊かな普通さを獲得するために

災害はなくならない
21世紀はどうやら世界的な災害期のようだ。

日本の場合は「世界で最も災害の割合が高い国」を証して余りある(参照「国土技術研究センター - 自然災害の多い国 日本」)。

国内観測史上最大規模といわれ、原子力発電所のメルトダウンをもたらした2011年3月の東日本大震災以来、伊豆大島の土石流(2013)、広島土砂災害(2014)、御嶽山噴火(2014)、熊本地震(2016)、大阪北部地震(2018)、西日本豪雨(2018)、猛暑記録更新(熊谷市・2018)、台風21号(大阪・2018)、北海道地震(2018)などが記憶に新しい。
2018年12月13日 11時0分 現代ビジネス

なるほど。

もしかすると、日本国民の中ではこの国が災害大国である、ということを認識していない人もいらっしゃるかもしれませんが、間違い無く世界で一番災害が多い国なんですね。

その影響は損害保険の料金が世界一高い、ということにも表れていますが、中でも東京都と横浜市は一番危険な場所として、高額な保険料となっています。

そんな国土ではありますが、記事で紹介されていたのは、その災害大国の中にあってもなお、千年以上にわたり、災害や社会の変化を乗り越えて、生産と生活が持続的に営まれてきた集落・地域を「千年村」として取り上げられています。

そしてそんな地域を探し出し、長続きの理由を検討し、その持続をたたえ、地域の交流を目指したのが、「千年村プロジェクト」という活動だそうです。

このプロジェクトは、地図プログラマー、造園学、環境工学、建築学そして民俗学領域等の研究者と学生たちが自発的に集って2011年に発足した任意団体ということ。

記事によれば、実際にその「千年村」はどこにあるのかを調査するにあたり、ニュースにもならなそうな、普通に良い地域を探し出すにはどのようにすればよいか、関係者の好みや限りある経験だけでは太刀打ちできそうにないということで参考にしたのが、千年以上前の平安期にあったという「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」という当時の辞書を用いることにしたそうです。

その辞書には4千以上の郷名、つまり当時存在していた地域の名前が記載されていたそうで、そしてすでに多くの地名学者によってそれらの地名が、現在のどの場所にあてはまるかが検討されていたというのがまた素晴らしいですね。

HPではすでの認定された千年村の所在地が地図で確認出来たり、調査結果を閲覧することもできますので、それだけでも楽しめるのではないでしょうか。

千年村プロジェクト ←こちらからどうぞ。

プロジェクトの事務局さんが書かれていたのは、いずれにせよ千年村プロジェクトは長く続けなければ意味がない運動である。日本にたくさんある地域の良い普通さを千年村ロゴマークは象徴し、さらにそれら千年村の相互交流を通じてより豊かな普通さを獲得したい。普通は普遍にいたる近道なのだ。という言葉が印象的でした。

記事にもありましたが、人間がいかに近代技術で自然を押さえ込もうとしても、災害を生じさせる大地のエネルギーはあらゆる経路で様々な形をとって出現しますので、災害を無くすことは難しいでしょう。

台風などの気象を操ったり、地震や土砂崩れを押さえ込むことは、地球そのものをダメにする行為です。しかし、これらの自然災害に対して対抗するだけではなく、受け流したりやり過ごすことで、人間は生命と財産を守ることが出来ると思います。

それを実現出来るのが、RC(鉄筋コンクリート)住宅です。RC住宅を増やすことで、これからの日本にはもっと多くの千年村を作ることが可能になるのではないでしょうか。

住まいづくりを考えたら、豊かな普通のためにRC住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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