ハチのいない家を建てるならRCdesign

激しい雨の東京です。

そんな今日は朝から荒川区西日暮里計画検討、その後金融機関へ、帰社後は信用金庫さん来社打ち合わせ、来客面談、お問い合わせ対応、久喜計画検討、書類作成など。

午後は書類作成、お問い合わせ対応、練馬区豊玉北計画検討、業者さんと電話、葛飾区新小岩計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、リフォーム計画検討など。夕方は渋谷区富ヶ谷計画のお客様とお電話、ミーティング、その後会合と懇親会出席など。

久しぶりの本降りとなりましたが、被害はありませんでしたでしょうか。

ではこちら。

寝室の壁の裏に8万匹のハチ、民家で夫婦と「共存」 スペイン

(CNN)スペイン南部の歴史都市グラナダの民家で、寝室の壁の裏に8万匹のハチが巣を作っているのが見つかった。

この家に住む夫婦は、しばらく前からブンブンという騒音に悩まされていた。やがて騒音がひどくなり、夜も眠れないほどになった。

ハチの巣の移動を専門に手掛けるセルジオ・ゲレロさんがCNNに語ったところによると、夫婦は1年ほど前から家の中でハチを見かけるようになった。しかし警察も消防も地元自治体も助けにならなかったという。
2019年5月21日 11時39分 CNN.co.jp

なるほど。

なかなかびっくりなニュースですね。

いくらなんでも壁の裏に8万匹とは、想像もできない数ですが、よくそれまで我慢したというか、もう少し早く手が打てなかったものかと思います。

記事にあった専門家の感想でも、経験豊富な養蜂業者にとってさえショッキングな光景だったということです。

また、それだけの巣の巨大さを考えると、2年ほど前からそこにあったと思われるということで、これほどの騒音を立てるハチと人が共存できていたことに驚いたと専門家は話していました。

記事によれば、この地域には花が多く、ここ数年は気温も高かったことから、ハチの繁殖期間が長くなったらしいです。

それにしても、8万匹の蜂が出入りしているというかとは、それ相応のスキマが存在しているということですので、残念ながらいい家とは言えませんね。

もしかすると、このニュースがスペインのものなので、日本では関係がないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、全然日本でもあり得ることなんです。

これまでに、弊社でも何軒かご相談を頂き、実際に対策を行わせて頂いた経験もありますが、弊社の事例では、蜂ではなくネズミやハクビシンなどが多いように思います。

これらは、建物の構造的に小動物が侵入出来るスキマがあることが問題で、日本の木造住宅では柱の表と裏に板などを張ることが多いのですが、この構造ではどうしても避けることは出来ないでしょう。

実は壁の中に空隙があることで、今回のような小動物や昆虫などが入ることもありますし、さらに問題なのが、壁内結露を発生させてしまうことなんですね。

壁の裏で結露が発生してしまうと、そのことに気づくことが出来ないまま放置されてしまいますので、表面まで出てきた頃には、中が真っ黒ということもあります。

昆虫や小動物との同居は避けたいという方には、RC(鉄筋コンクリート)住宅がオススメです。

最後に、世界的にはハチの個体数が脅かされる状況が続いているそうですが、記事にあった専門家さんは、グラナダのあるアンダルシア地方のハチは安泰のようだと歓迎しているとか。確かに悪いのは蜂ではなくて、人間の方かもしれません。

それでは。

今日もありがとうございます。


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