東京で2世帯住宅を建てるならRCdesign

晴れても寒い東京です。

そんな今日は朝から書類作成、家具屋さんと電話、文京区根津計画検討、練馬区田柄のお客様宅へ書類お届けと打ち合わせなど、帰社後は行政機関さんと電話、板橋区双葉町計画のお客様とお電話、世田谷区下馬計画検討、見積作成など。

午後は設備機器メーカーさん来社、資材発注、見積作成、中野区上鷺宮計画検討、業者さんと電話など。夕方からは新橋方面へ、業者さんと打ち合わせなど。

最高気温が+5度、最低気温が-2度という冷え込みでしたが、空気の乾燥も進んでいますので、火の元には十分ご注意ください。

ではこちら。

転倒事故は「家の中」で起きている! 布団に足とられる、敷物の段差につまずく…室内に数々の“わな”に要注意

加齢に伴う身体機能の低下などで、転倒しやすい高齢者。その事故の多くは、普段の生活を送る「家の中」で起きている。転倒による骨折などが寝たきりの原因になるなど、その後の生活に影響を及ぼすことも。家の中をチェックし、転倒防止対策をしておこう。

救急搬送の8割
東京都杉並区の会社員女性(53)は、正月に帰省した東北地方の実家で収納棚のガラスが割れているのに気づいた。トイレに行こうと立ち上がった父親(84)がバランスを崩して転倒、ガラス部分に肩がぶつかって割れたのだという。

幸いけがはなかったが、収納棚のすぐそばには石油ストーブ。女性は「ストーブに倒れたらやけどしたかもしれない。場合によっては火事になっていたかも。高齢者が転びやすいことは知っていたが、自分の父親は大丈夫だと思っていた」と打ち明ける。
2018.1.12 13:30 産経ニュース

なるほど。

幸いにも自分の親が健在という場合でも、1年ぶりに会うと想像以上に歳を取っていてビックリした、という思いをこの年末年始に経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一定の年齢になれば、自分でも体力の低下を感じるものですが、そんなタイミングでは、もちろん親も確実に年齢を重ねていますので、身体の機能が相応に落ちていても不思議ではありません。

2世帯住宅として親と同居されている方なら、日々その生活ぶりを観察することが出来ますが、別の場所で暮らしている場合では、なかなかその変化に気付くのが遅くなってしまいます。

高齢者世帯を見守るには、もう少しコンスタントに生活を観察する必要があるようです。

記事にあったように、高齢者の日常生活の事故で最も多いのが転倒事故なんですが、東京消防庁が、平成24〜28年までの5年間に救急搬送された高齢者約32万人を事故発生時の動作で分類したところ、転倒によるものが8割を占めていたそうです。

その中でけがの程度では、約4割が入院の必要がある中等症以上で、そのうち命の危険が強い重症や重篤が9084人、死亡は2147人いたということ。

この状況から、東京都では転ばないような室内の環境作りが大事ということで、昨年9月に「事故防止ガイド」を作成していますので、是非参考にして頂きたいと思います。

高齢者の家庭内事故防止見守りガイド ←こちらからどうぞ。

もうひとつ、記事で指摘されていたのは、介護保険サービスを受けるのをためらう人が多いそうです。自力でトイレに行けるし、台所仕事もなんとかできるなど、日常生活を送れている高齢者は、「まだ介護が必要なわけではないから」と判断してしまっているそうです。

しかし、このサービスには寝たきりなど実際に介護が必要な状態になるのを予防する内容も含まれているそうですので、市町村の担当課か地域包括支援センターに相談のうえ、利用に必要な要介護認定を受けると良いようです。

「要支援」や「要介護」と認定されれば、自宅内の改修に介護保険が使え、自治体によりサービス内容が多少異なりますが、20万円を上限に改修費用の9割(一定所得以上は8割)が支払われます。

上にあった事故防止ガイドの中にもありますが、家庭内の事故では、転倒以外にも熱中症や火の取り扱い、お風呂場でも注意が必要ですので、一度は確認しておいてください。

高齢者対応住宅や2世帯住宅のご相談はアールシーデザインまでお気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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