東京で注文住宅を建てるならRCdesign

曇り空の東京です。

そんな今日は朝から資料作成、提携会社さんと電話、不動産会社さん来社、目白計画検討、見積作成、文京区根津でご検討のお客様とお電話、ありがとうございます。

午後はご近所のお客様宅訪問、帰社後は新宿区百人町計画検討、見積作成など。夕方は豊島区西巣鴨計画検討、文京区小石川でご検討頂いているお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。電気屋さんと電話、お問い合わせ対応、ミーティングなど。

すっかり秋の雰囲気になり、巷では例年以上にハロウィンが盛り上がっているようです。今月は週末の研修が続いてしまいましたので、久しぶりのお届けになってしまいました。それでは土曜日恒例の家づくり講座第312回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

「○○町に新築したいけど、地盤は大丈夫なのかな?」
「隣家は地盤改良したが、わが家は地盤改良の必要がないと言われた。本当に改良しなくてもいいのか心配だ・・・」そんな不安を抱えたまま家づくりをするのは怖いですね。

今、地盤に漠然とした不安を感じている人が多いとか。なのに、どこの誰から知識を学んだらいいのかわからない。それが、不安感を増大させる原因になっているようです。一般の人からすると、住宅業者に相談するのが一番だと思うでしょう。

ところが、地盤の知識が少ない住宅業者は案外多いものです。

住宅業者は、地盤調査を専門業者に任せます。そして、改良の必要があるとの結果が出たら、その旨を施主に伝えますが、中にはオーバークオリティーと呼べるような工事を、簡単に施主に求める業者もあるようです。

もちろん、地盤改良も地盤の専門業者に任せますが、高価な工事を施主負担で行って頂ければ、それだけ業者は責任を回避することが可能です。そして、補強された地盤の上に建物をつくっていくんです。

本来なら、地盤と基礎、その上の建物という3つの整合性を確認しながら適正な設計をするのが望ましい方法です。

ところが、構造計算や構造設計をしない(できない?)設計者もおり、「相談したけど、住宅業者もよくわからないようだった・・・」となるケースもあるとか。

自然災害が増えている今、住宅の性能だけでなく、地盤や地質に関心を持つ施主が増えています。それはそれで良いことなんですが、しかし、住宅業者によってはその施主の不安を解消するだけの知識や技術を持たない場合があります。地域密着型の工務店なら、地域の気候に合わせた家づくりは得意なはずなんですけど。

しかし、その地域の地盤や地質の特徴などについて、知識がどの程度あるのかまではわかりません。それを知るには、業者選びの段階で、そういった話題を切り出すことも必要でしょう。

地盤改良の必要が無いような調査結果でも、地盤の専門業者が「地盤改良工事の必要がある」と住宅業者に伝えたとき、知識がない住宅業者は、それを鵜呑みにするしかありません。

実際、ある地盤専門業者は、「地盤改良工事の半分以上は、する必要のない工事だ」と述べています。

それを防ぐには、住宅業者に専門知識を身につけてもらうか、専門知識を持つ業者にセカンドオピニオンを依頼するしかないとか。

災害のリスクを減らすためにも、余計な出費を抑えるためにも、もっと地盤について学んだほうがよさそうですが、必要ならば地盤補償を付けてもらうという方法もありますので、住宅業者に聞いてみてください。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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