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東京で耐震住宅を建てるならRCdesign

雨のち曇りの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、電気屋さんと電話、徳丸6丁目計画をご検討頂いているお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。図面作成、世田谷区砧計画検討など。

午後は徳丸計画検討、図面作成、板橋区板橋3丁目計画検討、書類作成、サッシ屋さんと電話、見積作成など。夕方はお客様とお電話、ありがとうございます。地盤調査会社さんと電話、台東区日本堤計画検討、資料作成、ミーティングなど。

3月初めての土曜日ですね。それでは本日も恒例の家づくり講座第238回をお届けいたします。今日もどうぞお付き合いくださいませ。

さて、あなたは、耐震基準についてどれくらい知っていますか?

現在定められている耐震基準のポイントは
・頻繁に起こる大きさの地震(震度5程度)に対しては建物の構造に損害がないようにする
・滅多に起こらない大きな地震(震度6〜7程度)に対しては致命的な損害を回避し、人命を保護するようにする

という2点です。この基準は、昭和56年6月1日から用いられています。

だから、それ以前に建てられた家は、耐震診断や耐震リフォームを盛んに呼びかけられているわけです。

といっても、この基準に従えば大きな地震が起きても大丈夫、というわけではありません。これは、あくまでも1つの目安にすぎません。それに、東日本大震災を経験してからは業者の意識もさらに高まっています。

震度8以上の揺れにも耐えるような家づくりも研究されています。また、消費者の意識も変わり、地盤改良や耐震工事への理解も深まっています。

一方で、家の形、窓の面積、壁の面積、吹き抜けの形や大きさなど、耐震性を低める要素はそれぞれの家にあります。あなたが頭に思い描いている理想の家は、南側に窓が集中してませんか?解放感を得るために1階の柱や壁が少なくなっていませんか?

今、2階建の木造住宅のほとんどは、確認申請をする時に構造計算書を出さなくてもいいことになっています。だから、多くの木造業者は壁量計算や簡易計算で一応の安全性を確認してます。

ですが、中にはこの簡易計算すら自分でしない業者もいます。自分やスタッフが計算方法を知らない場合、外注するしかないんですが、細かく計算しようとすると、それなりの費用が必要です。

だから、費用負担を避けたい場合、簡易計算すらせずに、経験値で判断する業者がいます。

そういったことが問題視されて、この特例を改善する動きがあるもののまだ見直している最中という段階で、いつものように林業や地場産業の保護など、大人の理由があるようです。

そうしている間にも、日本の各地で頻繁に地震が起きていますよね。

だから、信頼できる業者を探すという作業は本当に大切です。

耐震性や気密性など、性能をアピールしている業者は多いですよね。気になる業者がそういう発言をしたら「その根拠は何ですか?」と必ず確かめてください。

「法律にのっとっている」「○○工法だから」「今まで建てた家は、地震が起きても大丈夫だった」といった当事者だけの発言だけでは、信用性に不安が残りませんか?

もちろんRC(鉄筋コンクリート)住宅なら、現行の基準で全ての建物について構造計算を行いますので、安心していただけると思います。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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