東京で家を建てるならRCdesign

晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、港区南青山計画検討、来客面談、5丁目のお客様宅訪問、打ち合わせなど、帰社後はお問い合わせ対応、渋谷区計画検討など。

午後は神奈川県方面計画検討、資料作成、神奈川県方面計画検討、見積作成、書類作成、文京区千駄木計画検討など。夕方は渋谷区計画検討、お問い合わせ対応、書類作成、ミーティングなど。

今日は珍しい第5土曜日でしたね。梅雨入り前の貴重な日差しを、有効に使いたいものです。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第431回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、家づくりの際、よく目にする『諸費用』という項目。

土地と建物以外に掛かる費用の総称で、手数料や税金など、さまざまな費用をまとめて表すのに便利な項目です。しかし、逆に詳細がわからなるのは不安ですよね。

そこで、今日は諸費用についてお話しします。

諸費用は、大きく分けて
・申請や登記にかかる費用
・ローンを組む際にかかる費用
・その他
の3つがあります。

『申請や登記にかかる費用』は、建築設計図書の確認申請の際に支払う建築確認申請料、土地や建物の所有権を移転登記する際や抵当権を設定する際に必要な登録免許税、土地家屋調査士や司法書士に支払う報酬などです。

『ローンを組む際に必要な費用』は、申し込みの際に必要な手数料、つなぎ融資を受ける際の利息や手数料、連帯保証人を設定しない代わりに支払う保証料、住宅ローンを申し込むために多くの金融機関で加入を義務付けられている火災保険料、ローン契約者の万が一に備えて加入する団体信用生命保険料、一定額以上の取引契約書に必要な収入印紙代などです。

なお、地震保険は火災保険と同時でないと申し込めません。地震保険の加入を予定しているなら、その分も予算取りしておきましょう。

『その他』としては、
・地鎮祭や上棟式にかかる費用
・大工さんへの差し入れにかかる費用
・近隣への挨拶(手土産)代
・仮住まい費用
・引っ越し費用
・インターネットや電話の移設費用
・移転案内のはがき代
・新たに水道管を整備するための水道加入金
・自治体への加入金(加入は任意)
・ゴミステーション整備のための費用(地域によっては不要)
などがあります。

諸費用の目安には諸説ありますが、だいたい工事費の5〜10%を目安にすると良いでしょう。

そのほか、前回お話しした土地改良費、外構費のほか、家具家電購入費や設計変更に対応するための予備費を確保しておけば、安全予算での家づくりができそうですね。

もちろん、なるべく正確な金額を知りたいという気持ちもわかりますが、事が始まってから変動する部分もありますので、初期段階ではあまり完璧を求めず、幅を持たせた予算を確保しておくと安心です。
 
それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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