東京で燃えない家を建てるならRCdesign

曇り空の東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、高田馬場計画検討、資料作成、志村坂上のOBオーナー様とお電話、その後台東区清川でご検討のお客様宅へ、お打ち合わせなど、ありがとうございます。

午後に帰社後は蓮根の不動産会社さんと電話、溶接屋さんと電話、サッシ屋さん来社、お問い合わせ対応、文京区根津計画検討、図面作成など。夕方は電気屋さん来社打ち合わせ、ミーティング、北松戸計画検討、お問い合わせ対応など。

クリスマスはいかがお過ごしでしたでしょうか。今年も残り1週間となりましたね、ラストスパート頑張りましょう。

ではこちら。

山手線の外周部が危ない!大火つながる木造密集地域は東京23区の4分の1

新潟県糸魚川市の火事は約4万平方メートル、144棟を焼き、過去20年で最悪の火災となった。狭い範囲に木造住宅が密集していたことが被害を大きくした。この「木密地域」は全国にあり、東京23区でも4分の1を占める。「もし同様の火災が起きたら、私たちはどう身を守ればいいのか」と司会の夏目三久が問いかけた。

東京の木密地域はJR山手線の外周部に広がる。都内5133エリア中84エリアが最も危険度の高いランク5にあたると都が公表している。「狭いから消防車が入れるかどうか」「なるようにしかならない。もう年だし、動けない」と、住民にも糸魚川の火事から改めて不安が広がる。
2016年12月26日 12時15分 J-CASTテレビウォッチ 

なるほど。

被災された方々には謹んでお見舞いを申し上げます。

22日、新潟県の糸魚川市で発生した大規模火災は、恐らく震災などを除けば火事の恐ろしさを初めて実感した、という人も多いのではないでしょうか。

もちろんこの季節では、ほぼ毎日のように火災のニュースがありますが、150棟にも及ぶ広い範囲が1日にして焼失してしまうなんて、想像すら出来ないことです。

しかし、今回の災害では1件の火元と思われる場所から出火した火が、次々と燃え広がり、街全体と思えるような、広い範囲に燃え広がってしまいました。

すでにいろんなメディアで検証されていることと思いますが、気象条件や地理的条件などが重なってしまい、最悪の結果となってしまったことは確かです。

でも、地震などの自然災害は不意を襲われますが、火事は日ごろの注意で防ぐことができるものだと思います。

今回も火元は中華料理店での空焚きが発端ということですが、同時に地域全体の火災に対する意識や街づくり、消防設備や建築物での対策も出来ることがあったのではないでしょうか。

記事にもあるように、東京都にも木造住宅密集地域と呼ばれる場所が、まだまだ多く存在しています。

行政としても街の不燃化を進めるために、助成金や税制優遇など、いろんな事業を行っていますが、思うように進んでいないというのが現状だと思います。

これはすでに住民が高齢化してしまっていることや所有権の複雑さなどもありますが、街づくりのビジョン不足や行政の周知不足などもあるのではないでしょうか。

ちなみに、東京の街路樹にはイチョウの木が多く配置されていますが、これは火がイチョウの木に迫ると、幹や枝から水を噴き出して枝葉へ火が燃え移るのを阻止すると言われていて、実際に関東大震災の時にはその姿が確認されたそうです。

また、幹線道路に面する土地には、耐火建築物が建てられ、延焼を止められるように考えられていますが、本来なら、もう少し小さな範囲でもこれと同様な対策が必要だと思います。

ひとつの街区あたりや、何軒かに1件でも耐火建築物があれば、そこで火災の延焼を止めることも出来ますし、そもそも出火の可能性を格段に少なくすることが可能です。 

街中にRC(鉄筋コンクリート)住宅が1件でも多くなりますように、是非ご協力ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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