ブログネタ
RC住宅を建てよう! に参加中!
IMG_6369東京で省エネ住宅を建てるならRCdesign

晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から台東区浅草3丁目計画検討、見積作成、西台のOB様とお電話、書類作成、提携会社さんと電話、ガス会社さんと電話、徳丸6丁目計画検討、各種段取りなど。

午後は新宿区北新宿計画検討、その後徳丸の現場へ、雑誌取材立ち会いなど。夕方帰社後は見積作成、練馬区田柄計画検討、賃貸入居者さん来社打ち合わせ、東大泉計画検討、資料作成など。

ちょっとずつですが、風が変わってきているように感じます。

ではこちら。

日本人だけが知らない「サッシで省エネ」の秘密

毎日蒸し暑い日々が続く日本列島。こんなときに考えてみたいのは住まいの省エネ化だ。きちんとエネルギー効率を考えた家をつくれば、エアコンに頼らなくても夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる。光熱費削減はもちろん、健康で快適な生活にもつながる。

 住まいを省エネ化する際、まず注目すべき点は、ズバリ「窓」だ。壁や床、天井の気密や断熱、そして日射をさえぎったりといったことを考えるのも大事だが、家のエネルギーの60%以上が、開口部である窓を通じて出入りしている事を考えると、間違いなく最初に考えるべき重要なポイントとなる。

◆アルミサッシを主に使っているのは、先進国では日本だけ

 窓は、窓枠(サッシ)とガラス面が組み合わさっているが、今回はサッシ部分を考えてみよう。日本人にはおなじみのアルミサッシ。驚いたことに、このアルミサッシが主に使われている国は、先進国では日本だけなのだ。
2015年8月19日 9時1分 ハーバービジネスオンライン

なるほど。

そうなんですよね、実は業界人や専門家の間では、すでに昔から常識とされてきたことが、一般消費者の間では操作された情報や古い価値観、間違った固定概念のおかげで、現代の常識とは違ったものになっていることがまだまだ多くあるものです。

この住宅の窓に使用するサッシについても、実は日本人だけが古い価値観や常識をそのまま受け継いでしまっているのが現状なんです。

日本では古くは木製サッシに始まり、その後鉄製を経てアルミサッシが普及してきた歴史があります。

現在のアルミサッシは、軽くて耐久性があり、一定の防火性能と何よりも価格が安く安定しているということが一番の理由だったんですけど。

しかし、現代の建築に求められる性能を踏まえてみると、熱の伝えやすさは樹脂や木製の1000倍とも言われているほど、温熱環境対策を考えると、とても適している材料とは言えないものなんですね。

実は海外の国別サッシの素材を見てみると一目瞭然で、住宅の省エネ化が進むドイツやスウェーデンなどの北欧、アメリカや中国、韓国でも樹脂製か、あるいは木製サッシが主流になっているんです。

日本における住宅の窓性能がここまで遅れてしまった原因のひとつが、サッシメーカーの都合でアルミサッシの販売が拡大されてきたことや、ある大人の事情もあったように思います。

ようやくここにきて日本の大手サッシメーカーでも、省エネ性能を重視した樹脂サッシが出始めてきていますが、全体的にはまだまだ普及には時間がかかるように思います。

さらに、日本には大変厳しい建築基準法があり、都市部などではほとんどが防火地域や準防火地域に指定されていますので、一般的な樹脂製や木製のサッシを使えないのが現状なんです。

もちろん耐火性能を維持するのも大切ですし、重要なことに変わりはありませんが、今の技術なら樹脂製や木製サッシでも、一定の防火性能を維持することは可能なはずですので、省エネ性を考えたら普及を急がなくてはいけないと思います。

このサッシのお話は、住まいづくりのほんの一部分なんですけど、まだまだ多くの日本人が知らないエネルギーの有効利用を考えた住まいづくりを広めていかなくてはいけません。

少しでも省エネ性能の有利な住まいをお考えなら、是非お気軽に弊社までご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキングへ   ←クリックを是非!