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雨時々くもりの東京です。

そんな今日は朝から杉並区今川計画検討、渋谷区西原計画検討、ミーティング、お問い合わせ対応、資料作成など。

午後は武蔵野市計画検討、見積作成、提携会社さんと電話、文京区白山計画検討、サッシ屋さんとメーカーさん来社打ち合わせ、渋谷区西原計画検討、お問い合わせ対応など。夕方は見積作成、出版社さんと電話、ミーティングなど。

朝晩は寒く感じるくらいですね。体調管理にご注意ください。

ではこちら。

「トイレが使えない…」焦る気持ちにつけ込み 便器取り外し後、高額請求をするトラブルが日本全国で多発

いま全国で、とあるトラブルが増加しているという。 
それが…トイレなど、水周りの修理に関するトラブルだ。 
国民生活センターによると、こうした修理に関する相談は2013年度から右肩上がりで増えており、2020年度はすでに全国の消費生活センターに931件寄せられている。 

その多くが、高額請求に関するものだという。 
2020年9月23日 20時55分 FNNプライムオンライン

なるほど。

同じ住宅業界で働く者として、とても残念ですし被害に遭われた方には大変申し訳なく思います。

このような高齢者を狙ったり、弱者を喰い物にするような事件は、定期的に発生してしまいますが、同業者のほとんどでは、なぜこのようなことがまかり通るのか、どうしてそのようなことを思いつくのかもわかりません。

しかしながら、現実に被害が発生していることや、いわゆる悪徳業者と言われるような組織が存在していることには、何かしら原因があると思いますので、業界としても対策を講じて行かなくてはいけないと思います。

消費者の皆さんには、低価格やスピード対応などの希望を叶えることだけに注目せずに、業者の持つ資格や許認可、継続性などの信頼性くらいはチェックして欲しいと思います。

さて、記事にあった被害の例では、70万円請求されたという60代女性の経験談が掲載されていました。

被害者の方によれば、家で一つしかないトイレが使えなくなり、スマホで検索した時に1番最初にあった業者で、そこでいいやと思って電話したそうです。 そこには「水のトラブル解決」「24時間対応」などと大きく書かれていたそうです。

実際に業者が来て作業を始めたそうですが、手前の方にあったらポンプで簡単に吸い取ることができるんだけど、ちょっとやっかいになるかもと言っていたとか。

そして「これは1回便器を外さないといけない」と言いながら、「いいですか?」って言うので、便器を外してもらったそうです。被害者さんは母親が不自由で、直してもらわないと困っちゃうこともあって、気持ち的にも焦ったりはしたんですけど…と言われていました。

その後水道業者は便器を取り外したところで、初めて料金についての説明を始めたということですが、その内容は…。

何時間かかっても一律50万円って言われました。その時に「えーっ、そんなに高いの?」って私も声が出たんですけど。薬品を使ったり、作業が大変なので、みたいなことを言われたとか。

最終的には、「今からの作業が50万円であって、今までやってきた作業については別料金になります」って言われたんです。結局いくらになるんですか?って聞いたら、70万円ですって。50万でも高いと思ったのに、70万円?って思って。そんな大金があるわけじゃないので「銀行におろしに行かないと」と言ったら「おろしてきてください」と言われて、おろしに行ったんです。と書かれていました。

その業者の請求書には、圧力ポンプ8,000円から始まり、床下排水管内の作業として、通貫作業15万円、異物粉砕13万5000円、薬品散布16万5000円などの項目がありました。

もちろんこのような作業で上記の金額は到底適正な額とは言えませんし、その必要性も感じられません。

記事にあったようなトイレの詰まり修理で70万円もかかることはあり得ませんし、同じような作業をした場合、およそ1万5,000円〜せいぜい3万円程度で直せるものだと思います。

基本的には作業前に見積もりをもらうことが大切ですし、最低でも口頭でおおよその金額を確認してから、作業を初めてもらうようにしてください。

やはりネットの時代ですから、業者選びに利用されることは当然として、比較検討するまでなら良いと思いますが、最終的に発注される際には、業者の事務所や施工例、金額の目安くらいは確認して頂くことをオススメいたします。

もし、住まいや建築でお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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