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薄曇り中心でも晴れ間もあり暑かったですね。

そんな今日は朝から目黒計画検討、坂下計画検討、その後練馬高松計画のお客様宅訪問、打ち合わせをさせていただきました。ありがとうございました。

午後は蓮根の不動産会社さんと電話、その後材料屋さんへ、帰社後は本郷計画のお客様とお電話、土支田計画検討、神田佐久間町計画検討など。夕方は草加計画検討、根岸計画段取りなど。

長男が夕食後早めに机に向かっていたので、どうかしてしまったのかと心配になって聞いてみたら期末試験だそうです。ってことはもうすぐ夏休みですかぁー

羨ましいけど期末試験というのはやっぱりイヤなものですね。ま、長男にはとりあえずそれなりにがんばってもらいたいと思います。

ではこちら。

◎工事現場30カ所を特定=偽装生コン使用の有無確認へ−横浜市

生コン製造会社「六会コンクリート」(神奈川県藤沢市)がJIS(日本工業規格)で認められていない「溶融スラグ」入り生コンを製造、納入していた問題で、横浜市は11日、同社の生コンを使用した工事現場30カ所を特定したと発表した。今後、規格外生コンが使用されたかどうかや打設個所の確定を急ぐ。

判明したのは、公共工事14カ所と民間工事16カ所。うちJR大船駅前に建設中の民間マンションでは柱などに規格外生コンが使われ、建築基準法違反が確認されている。

2008年07月11日20時34分 時事通信社

はぁ〜、何をしているんでしょうかね、まったく。業界人としては恥ずかしい限りですが、こんなことをしてどれだけのメリットがあるというのでしょうか。

むしろまたしても業界全体の信頼を失墜させてしまいましたね、本当に残念です。

食品にしてもそうですが、世の中のシステム全体が信頼を基に築かれていることを覆されてしまうような出来事が本当に多くなっていますね、信用と信頼があっての社会なんですけど。

とにかく自己防衛策はしっかりとしないといけない時代なのかもしれません。

今回のコンクリートで言えばJIS認定工場を使用することはもちろん、出荷前の配合計画書の確認や、工場確認、現場での受け入れ時チェックや抜き打ち品質検査、打設後の強度確認までしっかりと管理することが必要です。

ま、これは当たり前のことではありますが、中にはあまりコンクリートに慣れていない業者さんの場合は安ければということでプラントを選ぶところもあるので注意が必要です。

ちなみに今回の溶融スラグというのは、ゴミや下水を焼却炉で燃焼した後に残った焼却灰を、さらに加熱・溶融し溶岩のようにドロドロになったものを冷却・固化してできるガラス状の物質なんですが、実はすでにJISでも制定されている骨材なんです。

これは近年のリサイクル、資源循環型社会づくりの一環としても注目を集めている材料で、自治体によっては積極的に利用することを推奨しているところもあります。

しかし、その材料の性質から使用方法や目的などは限定されていますので今回のように使用箇所が違うと偽装ということになります。

当たり前ですけど、しっかりとした知識と技術がもの作りには必要なんです。当社としても信頼をいただけるよう日々努力を重ねて行きたいと思います。

それでは。

今日もありがとうございました。

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