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快晴の良い天気ですが、肌寒さの残った東京です。

そんな今日は朝から蓮根の不動産会社さん来社、本郷計画検討、千駄木計画検討、金融機関へお使い、その後駐車設備メーカーさん来社打ち合わせ。資料作成、提携会社さんと電話など。

午後は再度不動産会社さん来社、商社さん来社、材料メーカーさんと電話、出版社さんと電話、向丘計画の完了検査がありました。無事合格。その後駒込計画の現場へ、周辺住民の方へ説明廻り。夕方帰社後は段取りと雑務。

昨日帰宅すると案の定次男が発熱してました。それでもまだ38℃台ですから本人も元気だし一般的な風邪ということだと思います。いま40℃超えると大変なことになりそうですので、そういう意味では一安心かもしれませんが、皆さんも季節の変わり目はご注意くださいね。

ではこちら。

竜巻の脅威が増して来ている ジェットも要注意

世界的に暴風雨・洪水や竜巻、渇水など異常気象が頻発しているなか、日本では近年竜巻の動向が注目を集めだしている。気象庁の発表によると、今年も、4月1日現在で陸上ではすでに4件の発生を数え、平均発生数13件(1991年から2006年まで)からは、すでに3割に到達。海上を含めると竜巻は11件発生しており、海難事故や陸上での建物損壊などの被害が心配される。

中でも、気がかりなのは航空事故との関係。先ごろ、アメリカ籍の貨物機が成田空港で着陸に失敗し炎上、2名が死亡している。原因は、ウィンドシア(押圧を伴なう乱気流)と着陸進入速度の間違いなどとの複合的原因と、報道された。TVでの動画映像では、関係者も左翼側からの風にあおられる様子を指摘していた。
2009年04月28日14時27分 / 提供:ツカサネット新聞

実は一般的に日本では意外と認識が甘いのがこの竜巻なんですね。

私も若いころ現場で作業をしていて怖い思いを何度かしたことがあるんですけど、あの鉄パイプで組まれている足場なんて簡単に動かしてしまいますし、取り付けの甘い屋根の部品なんかも飛んでいくし、電線だって切れることがあるんですよ。

この記事にもありましたが、千葉、埼玉、東京の関東全域を合計すると60件もあり、かなり竜巻の発生数が多いです。それだけ、風の変動が大きいことが示されているということ。

一般的な木造の屋根って斜めになってますよね、そこに風が当たると一方では下に押し付ける力が働くんですけど、もう一方では上に持ち上げようとする力が作用するんです。

もともと日本の木造住宅は部品点数が多く、その多くの部品を組み合わせて造る構造は、ある方向には強いけど反対方向には弱いということもあって、昔から屋根が飛ばされるという事故がありました。

で、少しでも飛ばされないようにということもあって屋根に重い瓦を載せていたんです。が、これが今度は地震の時にや頭が重たいとゆれが増大して倒壊の危険性が増すことになっていたんです。

そこで近代ではコロニアルや、鉄板などの軽い材料で屋根を造ることが増えてきました。当然金物や釘で止めてはあるんですけど、想定以上の力が加わればまた飛ばされる可能性もあるんですね。

また一般的に2階と3階では風の強さって全然違うんです。これは建築基準法でも定められているんですけど、実際に造っている現場ではさほど意識されていないように思います。

あーもう、だったら最初から鉄筋コンクリートで造ってしまえばいいじゃない。

そう、正解です。

鉄筋コンクリートなら構造躯体がモノコック構造でひとつの部品になってしまいますから屋根が飛んだり部品が外れたりはしないんです。

というわけで明日は昭和の日でお休みです。

良い休日をお過ごしくださいね。

それでは。

今日もありがとうございました。

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