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東京の家づくりはRCdesign

やっと暖かくって良い天気になった東京です。

そんな今日は朝から地盤保証会社さんと電話、関連不動産会社社長来社、大工さんと打ち合わせ、資料作成、弦巻計画検討、電気屋さん来社、その後練馬区豊玉北計画のお客様宅へ、打ち合わせさせていただきました。ありがとうございます。

午後は帰社後1丁目計画段取り、目黒区原町計画のお客様にご来社いただき施工物件のご案内と打ち合わせ。ありがとうございます。夕方からは埼玉県新白岡駅前計画のお客様宅訪問、打ち合わせ。ありがとうございます。

今週は絶好のお花見日和になりそうですが、桜が残っているかが問題ですね。

さて、今日は土曜日ですので、好評の家づくり講座の第13回は題して「いい家がほしい」でホントにいい家が建つのか?をお送りしましょう。

家づくりを考え始めて本屋さんに行くと比較的良く目にする本があるんです。業界では有名な本なんですが、それが「いい家がほしい」松井修三著 創英社/三省堂書店という本なんです。

この本が出たのが、2002年9月。現在でも売れ続けているわけですが・・・今になってどうしてこのテーマでお話をするのか?

それにはわけがあります。

それは、「一生に一度の家を真剣に考えているのですが、モデルハウスや見学会に行って営業マンの説明を聞き、このままでは妥協した家造りをしてしまうのではと大きな壁にぶち当たっていました。そんな時この本を新聞で知りました。読んで驚き、鳥肌が立ってきました。

見た目や営業マンの言葉をうのみにするのではなく、この本に書かれている[構造」・「断熱」・「依頼先」そして「住み心地」を大切にしなくてはと目覚めさせてくれた一冊です。
これで、我慢や妥協しなくてもいい家造りができそうです。建てる前に読んで本当に良かったです。 」Amazon:カスタマーレビューより

こんな人たちがたくさんいるからです。

現に私のところに相談に来ていただく方達もそうです。

建築素人にとっては、衝撃的であり、信頼できそうに思ってしまうようです。

逆に、こんなレビューもあります。

「この本だけで一方的に決めるのは危険だと思います。反対意見を書いた本も出ているので参考にしてみては。私は建築にたずさわっていますが、ゼネコン、工務店、ハウスメーカーといった職種ではありません。いろいろな意見を参考にして最終的に自分で決断できるだけの知識を持つことをお勧めします。 」

それで、「本当のところどうなの?」いい家がほしいを読めば、本当にいい家が建つの?

これからこの本を検証していきたいと思います。

まず、「いい家がほしい」とはどういう本か、一言で言うと、「鐘淵化学工業株式会社が開発し、販売する発泡系断熱材と指定資材で施工される、ソーラーサーキットという外断熱通気工法住宅の書」です。

ですから、松井修三という工務店社長を広告塔にした、鐘淵化学工業株式会社のPR本と言えるかもしれませんね。

全然建築とは無関係なお仕事をされていても、マーケティングとか販売戦略とかをご存じならこの本の意味を簡単にご理解いただけると思うんですけど、簡単に言うと特定の工法を売るための販売促進本ということになります。

もちろんその中身が科学的データと公平な事実に基づくものなら本当に役に立つものかもしれませんが・・・

続きはまた今度。

それでは良い週末を。

今週もありがとうございます。

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