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くもりのち時々小雨の東京です。

そんな今日は朝から資料作成、その後弦巻計画のお客様宅訪問、打ち合わせさせていただきました。ありがとうございます。その後五本木の建物視察など。

午後に帰社後、西蒲田計画検討、図面作成など。夕方からは新白岡のお客様訪問、打ち合わせ。

今日は部分日食と聞いていたので、ちょうど帰宅時間だったこともあり、空を見ながら自転車で走っていたんですけど、残念ながら月を見つけることはできませんでした。というか小雨がパラッとしたりしてました。

そんな今日は土曜日です。恒例の家づくり講座第23回にお付き合いください。

さて、前回は、子ども部屋のお話でしたね。他の事では意見が一致した仲良し夫婦でも、子どものことでは意見が違っていた。なんてこともあります。

子ども部屋だけでなく、子どもの教育方針も違っているかもしれません。教育費は、住宅ローンを組むための資金計画でとても大事な話です。じっくり話し合いましょう。

引き続き今日は、子ども部屋その2です。

最近はテレビや雑誌などで、『頭の良くなる家』がテーマのマンションが・・・という見出しを良く目にするようになりました。その度にどんな家なのかと、見てしまいます。

当初は“子どもの頭が良くなる家”というと、天井まで届くような本棚に本がビッシリ入っていて、最新のパソコンがあって、外の騒音が全く聞こえないような静かさで、勉強に没頭できるような部屋。

そんなものだろうと通常は想像してしまうのではないでしょうか。ところが、想像とは180度違っていて、きっと驚くと思います。

どんな家を想像しますか?一番驚くのが、キッチンのすぐ後ろが子ども部屋。しかも、部屋とキッチンの仕切りがガラス張りであっりということです。

もしかして、子どもが勉強をしているかどうか、四六時中、母親が見張れるためにガラス張りなのか?いえいえ、そうじゃないんですね。

学校から帰って、自分の部屋に直行せず、キッチンやリビングを通ることで、家族に会うことができる。母親(家族)がいるという気配を感じて安心する。という事です。

部屋には家族の大きな本棚があり、その横に親子で座って本が読めるようなテーブルとイスがあります。親も子どもと同じ本棚を利用することで、お互いに今どんな本を読んでいて、何に興味を持っているのか知ることができますね。

これって、家族のコミュニケーションに繋がるわけですよね。それから他にも、壁がホワイトボードのようになっていて、 マジックで自由に落書きやメモができるものです。

これも家族のコミュニケーションに繋がるし、子どもの想像力や創造力にも繋がりそうですね。

『頭の良くなる家』とは、自然に家族とコミュニケーションがとれる家ということです。

最近問題になっている引きこもり、とか異常な犯罪。この根本的原因はコミュニケーション不足にあると思います。人間関係の基本は家族とのコミュニケーション。

住宅展示場などでよく見かける4LDK。当たり前のように2階には子ども部屋と夫婦の寝室。当たり前だと思っていた間取りが、社会問題と関係しているかもしれないなんて、怖いです。

もちろんすべてが間取りのせいではありませんけどね。

核家族、夫婦共働き、というのが当たり前になった今、家族団らんのある家、コミュニケーションがとれる家、という工夫もまた必要なのかもしれません。

家を家族のコミュニケーションツールにするために、楽しい工夫を考えてみてください。

それでは良い週末を。
寝不足が解消されると良いですね。

今日もありがとうございます。


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