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もう木造住宅は造るまい。 に参加中!
東京・埼玉で地震に強い家を建てるならRCdesign

久しぶりに朝から良い天気になった東京です。

そんな今日は朝から新白岡計画コンクリート打設がありました。各種段取り、資料作成、練馬でご検討いただいているお客様にご来社いただき打ち合わせさせていただきました。ありがとうございます。

午後は水道屋さん来社、見積作成、その後新河岸のお客様へ書類お届け、1丁目のOBオーナー様へ書類お届け、帰社後は雑務、大岡山計画検討、図面作成など。夕方は東浦和計画検討、見積作成、弦巻計画検討、など。

今日は事務所近くの公園でも保育園の運動会が開催されていましたが、スタッフの中にも休みを取って子供の運動会に参加したパパもいたので、良い天気で良かったね。

さて、気がつけばまた土曜日です、なんか早いと思ったら今週は月曜日がお休みでしたね、それでは家づくり講座第37回を始めましょう。

前回は、理想の家とは、なんでしょう?デザインが素敵であることでしょうか?いいえ、やはり一番大切なのは生命と財産を守れる強い家が基本ですよね。

木造住宅は『火災』には強い?弱い?とちらでしょう。というお話しでした。

今日の話は、木造住宅は『地震』に強い?弱い?です。

地震のように水平力が働く場合、頭が重いのは横揺れに対して強くありません。ですから昔の木造住宅のような、“軽い柱に重たい瓦屋根”が弱かった原因のひとつなんです。そしてもう1つ。建物にはバランスが大切です。

壁の配置などがアンバランスだと、地震の時、建物にねじれる力が働くので危険なんです。いくら強い材料を使ったとしても、壁の配置、バランス、材料の組み方が悪いと弱い家になるんですね。

阪神・淡路大震災での建築物の被害調査結果では、火災を免れた建物のうち、新耐震基準に適合し適切な施工が行われた建築物は、比較的軽微な損傷を受けただけのものがほとんどでした。

倒壊など大きな被害を受けた木造住宅は、昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた建物が多かったこともわかっています。

しかし、新しい建物でも各階の剛性が低かったり、平面的に壁が偏っていたりと、アンバランスな構造のものは被害が大きくなっていました。

地盤調査に基づいた適切な補強の上に丈夫な基礎をつくり、頑丈な構造躯体で剛性の高い床や壁をバランスよく組み合わせる。そうすれば地震大国日本で安心な暮らしを実現し、大切なモノを守ることができるんですね。

安心にかけるコストも大切です。“食”に“防犯対策”・・・などなど、安心や安全を買う時代になってきました。

でも、地震の国にすんでいながら、地震に対する私達の考え方はまだまだのような気がします。「地震保険を掛けているから大丈夫。」なんて・・・。

保険が下りるということは → 家が被害にあうということです。

つまり、受取人であるあなたが生きている保障も無いという事です。まずは、丈夫な家づくりを考えましょう。

耐震性能にかかるコストは、通常坪単価の一割増し位。でも、その一割を「高い!!」という人が多いらしいのです。「命あってのもの」ですよ。

システムキッチンや外観などにお金をかける前に、耐震性能を考えましょう。

見えるものについつい目が行ってしまう気持ちもわかりますが、消耗する豪華設備じゃなく、安心にお金をかけることを忘れずに。

大切なので最後にもう一回、家の基本は燃えないことと倒壊しないこと。この強さの上にしか安心な生活は実現しません。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


 
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