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気持ちの良い秋晴れの東京です。

そんな今日は朝から足立区梅島計画検討、その後本駒込の現場視察など。帰社後は見積と資料作成、地盤保証会社さん来社打ち合わせなど。

午後は新丸子でご検討いただいているお客様にご来社いただきました。ありがとうございます。弦巻計画検討、長崎計画検討、渋谷区上原計画検討、新白岡のお客様とお電話など。夕方は原町計画検討、見積作成と図面作成、ミーティングとか。

本当に良い陽気で秋らしいのですが、もう少し秋を実感したいと思いますので、週末はエアコンの無い車で小さい秋を探しに行きたいと思います。

あ、気が付けばまた土曜日になってましたので、本日も家づくり講座第40回をお届けします。

前回は、住みたい“まち”のイメージを膨らませましょう。住環境は、住まいそのものよりもまちの雰囲気によって大きく変わるのです。
まず大人も子どもも『安全で安心して生活できるまち』でなくてはいけませんよね。

同じ地域に住む人たちのコミュニティ(人間関係)が大切にされていなければ、子どもたちを守ることはできません。プライバシーは守られつつ、挨拶のしあえる、良い交流が出来るまちであること。それが、その地域を安全にし、子どもたちを守ることになるのです。でしたね。

今日は、「安全で安心」の次は?を考えましょう。
あなたなら何を思い浮かべますか?

「美しいまち・緑豊かな環境」どうでしょうか?誰もが憧れますよね。街中での緑というと、公園が思い浮かびます。樹木や草花が茂る中を散歩する・・・とても素敵な時間です。

しかし、ここ数年で街中の気温が年々上がっているようです。それは、地球全体の温暖化だけではなく、ヒートアイランド現象などもそのひとつかもしれません。

ヒートアイランド現象とは都市部の気温が周辺部に比べて高くなることですね。人口集中による排除熱量の増加やアスファルトからの熱放出、緑地面積の不足などが原因だとか。

この現象を和らげるには、緑を増やすことが有効なんですが。では、ヒートアイランド現象を和らげるのに、なぜ緑を増やすことが有効なのでしょうか?

緑の役割を考えていきましょう。緑の役割を色々な角度から見て挙げてみました。

1.気象を和らげる(気温の上昇防止や地温緩和、湿度調節)
2.空気をきれいにする(二酸化炭素を吸収し酸素を排出)
3.火災の延焼を防ぐ(災害時の避難場所として活用)
4.生物の住む環境(野鳥、昆虫など)
5.美しい景観(うるおい、木陰は休憩所、心が癒される)
6.レクリエーション(公園で身体を動かす、遊び場)

街中の緑を意識することは少ないかもしれませんが、緑があることの意味をわかっていただけたでしょうか。

どれも快適に住まうための住環境に大きく影響しそうですよね。緑は公園だけではありません。道路脇の花壇もそうですね。

それぞれの家の生垣やシンボルツリーもそうです。これらすべてが個性を活かしつつ、統一感を得ることができれば本当にすばらしい街並みになるのではないでしょうか。

美しい街並みを目指して、全国各地で自分たちの暮らす新しいまちや家づくりを、住民たちで考え、希望にあった住まいや環境を手に入れようという動きが起こっているようです。

建築基準法は、主に建物の構造的安全や火災予防、環境衛生についての最低基準を定めたものに過ぎません。しかし、建築基準法に則って設計・建築されているにも関わらず、多くの近隣トラブルを引き起こしているのです。

長く快適に住み続けようとするなら、住宅地としての住環境の保全や美しい街並み景観等を整えるために、さらにもう一歩進んだコミュニティルールや近隣相互の気遣いなどが必要なのかもしれませんね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


 
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