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今日も良い天気で比較的暖かな東京です。

そんな今日は朝から世田谷区中町計画検討、原稿チェック、お問い合わせ対応、提携会社さんと電話、図面作成、信用金庫さん来社など。

午後は小石川計画のお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。水道屋さん来社、セキュリティー会社さんと電話、図面作成。夕方は板金屋さんと電話、練馬区氷川台計画検討、西新宿計画検討、渋谷区恵比寿2丁目計画検討など。

何でもアレのピークは過ぎたそうですね。しかし、まだまだ気を抜いてはいけません。杉の次はヒノキが間髪入れずにかかってきますからね。

ではこちら。

燃料電池、停電時使えず…太陽光も発電量不足

深刻な電力不足を受けて、家庭用自家発電システムの燃料電池と太陽光発電について、「停電時に使えるのか」との問い合わせがメーカーに相次いでいる。

燃料電池は一般電源を使ったモーターが必要なため停電時は使用できず、太陽光発電も発電量が小さい。節電を目的に開発されたものだけに、停電時の代替電源としては限界があり、注意が必要だ。

東京ガスなどは、2009年から家庭用燃料電池を「エネファーム」の愛称で販売している。都市ガスなどから取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させて発電する仕組みだ。

計画停電実施後、東京ガスには、計画停電時の代替電源に使いたいと考える家庭から、「計画停電の時に使えるのか」との問い合わせが増えているという。しかし、水素や酸素の取り込みには電気で駆動するモーターを使うため、停電時には使えない。

また、燃料電池の運転中に停電すると機器が故障する可能性もあり、東京ガスはホームページなどで「計画停電が始まる前に燃料電池の電源を切ってほしい」と告知している。

家庭用の太陽光発電も、多くの家庭では発電した電力を電力会社に売って電力料金を引き下げるために導入している。停電時に家庭内に電力を供給する仕組みになっておらず、家電製品に使うには主に屋外に設置された分電盤に家電製品をつなぐ必要がある。また、発電容量も小さく、晴天時なら一部の冷蔵庫は使えるが、エアコンを動かすのは難しい。
2011年3月30日17時40分  読売新聞)

おそらくほとんどの方がえ!そうなの?という感想を持たれるのではないでしょうか。

一般的に発電と言われればもちろんその場で使えるものと解釈されると思いますが、残念ながら製造メーカー、電力供給会社、行政側はそうは思っていなかったようです。

なんだかな〜という感じですね。

実は弊社でも燃料電池やガス発電、太陽光発電の設置をさせていただいているお客様もいらっしゃいますし、震災直後から数件設置したいというお問い合わせがありました。

そんなこともあり私もメーカーに問い合わせをしていたんですが、回答としてはやはり上記ニュースのとおりなんです、今の電力行政というのは、まだまだ半官半民的なところがあり、融通の利かない組織という感じで、前例、例外はありません。

もちろん現在の電気供給システムに自家発電を接続し、また売電するという回路を設置するだけでも面倒なのはわかります。しかし、今の技術で自家発電分を自己使用することが不可能なはずはないと思うんですけど。

私が話を聞いた技術者さんは、今回を機に今後議論されると思いますし、技術的な対応も進むと思いますと言っていました。

せっかくの設備が宝の持ち腐れになってはいけませんし、出来れば向こう三軒両隣くらいまで、電気のおすそ分けが出来るようになると良いですね。

平常時は売電、災害時などには自家使用や地域に分配出来る。そんな自家発電システムならもっと普及も進むのではないでしょうか。

ここは是非みんなで声を上げて電力の自由化と自家発電の自己使用が出来るように働きかけをしましょう。

それでは。

今日もありがとうございます。

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