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東京・埼玉で住まい造りを考えたらRCdesign

小雨、たまにザァーっと雨降る東京です。

そんな今日は朝のうち資料作成、その後文京区小石川の現場へ、雨にも負けず完成内覧会を開催させていただきました。

koishikawaそんな悪天候の中、私たちスタッフも負けそうなくらい住まいづくりに一生懸命なお客様に多数ご来場いただくことが出来ました。本当にありがとうございます。

お越しいただいたお客様には都内各所、神奈川県、埼玉県からも足を運んでいただき、RC住宅を実感していただけたのではないかと思います。

また、今回は弊社の無理なお願いを快諾していただき、会場をご提供していただきましたオーナー様には謹んでお礼を申し上げます。ありがとうございます。

さて、そんなバタバタの土曜日でしたが、お待たせしております恒例の大好評家づくり講座第61回をお届けしましょう。

前回は、眠気に関わっているのが脳内のメラトニンというホルモン。ゆったりと過ごす時間を持つことが快眠にとって大切なんです。それともう1つ、快眠には“快適な目覚め”も大切。睡眠は「毎日を元気に楽しく過ごす」という活動的な気持ちにもつながる大事なことなんです。でしたね。

今日は、どんなことに気をつけて快眠のための照明や空調を考えていけばよいかという話です。

前回お話した、睡眠と覚醒の場となる寝室の環境づくりに大切なこと。それは、音、光、室温、湿度、それから寝具。それに加え、香りやインテリアなどのカラーでしたね。

空調というとエアコンや加湿器などの空調設備をイメージしませんか?空調とは空気調節の略で、室内空気の清浄度・温度・湿度・圧力などを“指示された範囲内に調節して保つ”ということです。ですから、エアコンや加湿器、空気清浄機などで快適な状態にすることもそうなんですが、今大切なのは実は“保つ”という点なんです。

しかし、自然の日照状況や風の流れや調湿性に優れている素材を使うということも必要ということです。これは、住まいづくりのうえで、人工的なエアコンなどの設備よりも、まず考えなくてはいけないことです。

◆人工的な照明や空調は、自然の力の補助として
自然状況や風の流れは、その地域環境、そして四季によって全く違いますね。昼と夜でも違うし、窓を開けるかどうかによっても当然違ってきますね。素人ではこれを計算することは無理です。

ですから、その地域環境の気候風土を十分に設計の段階から考慮してもらわなければなりません。敷地の日照時間はどうなのか。室内の日照状況や、風の流れはどうなるのか。自然を生かしつつ寝室づくり、住まいづくりができると良いですね。

昔は自然と共に動いてきたのに、自然を感じにくい環境になった私達の生活。それが“現代病”と呼ばれるものの一因かもしれませんね。とはいえ、便利になった現代の生活では、自然の力を生かすことはなかなか難しいことです。

例えば、夜間窓の外の光が明るいという所もあるかもしれません。雨戸や遮光カーテンを利用したり、寝室の主灯は明るく青白い光を避けて目線に入らない位置に設置すること。

それから朝日をしっかり浴びて目覚めることが無理ならば、タイマーで起床時間の少し前から段々と明るくなる照明もあります。

その地域を理解して自然の力を生かすこと、そして補助である照明や空調なども上手に取り入れることが、快適につながるということです。

さらにそんな快適を少ないエネルギーで実現しなければいけないというのが今求められる住まいの性能ということなんですが、最初にも言ったように、快適な温度を保つには建物の気密性と断熱性と蓄熱性がとても重要になります。

では、また。 良い週末を。

今日もありがとうございます。

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