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東京で落雷に強い住宅ならRCdesign

すっかり夏な東京です。

そんな今日は朝から北区赤羽のお客様へご連絡、ありがとうございます。資料作成、埼玉県新座市でご検討中のお客様ご一家にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。信用金庫さん来社、書類作成など。

午後は世田谷区中町計画のお客様とお電話、その後金融機関と郵便局へ、帰社後は段取り、豊島区千石計画検討など。夕方はご近所のリフォーム工事現場視察、板橋区蓮沼町計画検討など。

弊社事務所付近では夕方にしっかりと夕立が来て一時は土砂降りでした。ゴロゴロと鳴っていましたが、落雷被害がなければ良いんですが。

ではこちら。

恐怖の避雷針…問題多く事実上の“電撃装置”に=中国

夏は雷の多発シーズンでもある。落雷対策に有効なのが避雷針だ。建物や施設の最上部に、あえて落雷が発生しやすい突起を設け、十分な容量を持つ電線で電流を地面に導く仕組みだ。

ところが中国では避雷針の設計が不備だったり老朽化していたりするため、事実上の「電撃装置」になっているケースが多いという。中国新聞社が報じた。

陜西省防雷センターで技術部門の責任者を務める趙東総工程師によると、2009年に同省西安市にある建物200棟に取り付けられている避雷針を検査したところ、「全部、使い物にならない」ことが分かった。

一定以上の高さのビルならば、避雷針の取り付けが義務づけられているが、その後の維持が悪く、老朽化していたり、人為的に破壊されたケースもあるという。
2011年07月05日15時33分提供:サーチナ

さすがは中国、気が抜けません。

実は見せかけだけの避雷針ほど危険なものはないんです。

と言うのも、本来避雷針の目的は雷を除けるものではなく、わざと雷を呼び込んで安全に誘導して地中に逃がすことですからね。

それが見せかけということはその安全に逃がす部分が抜けてしまうと、まさに電撃装置と化すわけです。場合よっては火災や倒壊につながることもあります。

何とも恐ろしい状況です。

日本では建築基準法に基本的な設置基準が決められていて、高さ20mを超える建物には設置しなければいけません。そして一般の建築物なら先端部分から60度の角度以内に建物全体を入れることになっています。

さらに細かい仕様や規定はJISに定められていますが、決して20m以下の建物に落雷しないということではありません。

もし一般の住宅に落雷した場合、家電などの故障や爆発・炎上を招きかねません。また電話線やアンテナ線を流れた場合も、同様の事故の可能性がありますし、水道管に流れた場合には、水道使用中や入浴時の感電事故の危険性、金属製のガス管を流れれば、火花発生によるガス爆発の恐れも考えられます。

とは言っても都市部で近所を見渡せば、7階建てくらいの建物は結構あるはずですし、公共の施設などが近くにあればそういう建物が雷を誘導してくれるかもしれません。

それでもご存知のようにゴルフ場や河川敷などの広い場所では人間の身につけている金属や木にだって落ちる場合があるわけです。

ちなみにRC(鉄筋コンクリート)造の場合はその構造体であるコンクリートの中にある鉄筋を避雷針設備の一部として利用出来ますので、もしもの落雷時にも安全です。

これからの季節、ゴロっときたらRC造の建物に避難することが一番安全と言うことが出来ます。

落雷にも強いRC住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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