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東京でこだわりの家を建てるならRCdesign

朝は雲が多く、明けた途端から暑い東京です。

そんな今日は朝から原稿作成、図面チェック、文京区千石でご検討中のお客様にご来社いただきました、ありがとうございます。新座市計画検討、中町計画段取り、資料作成など。

午後は北区赤羽でご検討いただいているお客様にご来社いただき打ち合わせさせていただきました。ありがとうございます。その後は世田谷区中町計画検討、図面作成など。夕方は千葉計画検討、ミーティング。

いよいよ関東も梅雨明けしてしまいましたね、今年は6月からすでに猛暑と熱帯夜が始まっていますので、長い夏になりそうです。おっと、気が付けば土曜日、恒例の家づくり講座第72回をお届けいたしましょう。

前回は、工務店での家づくりとは?ハウスメーカーとの最大の違いは会社組織の大きさですね。会社組織が小さいということは長所でもあります。コミュニケーションが取りやすく、地域密着型工務店であり、自分達が造った家をいつまでも守ろうという思いも強く、建築主とは一生の付き合いで取り組んでいます。でしたね。

今日は、工務店をタイプ別にわけてみましょう。
一見、どれも同じように見える工務店ですが、その実態はあまり知られていませんし誤解している点もあるようです。

自分に合った工務店を選んで家づくりをより楽しく、より良いものにしましょう。あなたに合った工務店のタイプはどれですか?

◆まず『地域密着型工務店』
・長所
最初の打ち合わせから引渡し・アフターまでの担当者が変わらないのでコミュニケーションが取りやすい。構造・工法・仕様などにこだわりを持っている工務店も多いのですが、そのこだわりが建て主と合えば、建て主の要望を第一に努力してくれるでしょう。

見積もりの内容もわかりやすく、見積もりがほぼ最終価格。大幅値引きは期待できませんが、広告宣伝にお金をかけないので、その分、費用は家づくりに費やされます。

・短所
会社規模が小さいので不安。展示場やモデルハウスを持たないので、具体的に家のイメージがつかみにくい。でも最近は3Dパースでの提案もあり、わかりやすくなってます。
・一見時間も労力もかかりそうな『地域密着型工務店』ですが、家づくりに参加していきたい方にはお勧めかもしれませんね。

◆『不動産業者下請け工務店』
不動産業者の下請けをメインにしている工務店。不動産業者の仕入れた土地の建売住宅専門の施工か、土地購入後の建築条件付きという形でうまく利用されている工務店です。

このタイプの長所を見つけ出すことは難しいでしょう。不動産業者の利益優先主義から工事原価を落とさなければならないので、人件費を削るなどでして施工費を安く上げているんです。語弊があるかもしれませんが、欠陥住宅になるケースはこのタイプが多いといえますね。

◆『ハウスメーカー型工務店』
地域密着型工務店と一見同じかもしれませんが“資本金が2000万円以上”という工務店のことです。最近では「ビルダー」と呼ばれていますね。事務所の隣にショールームがあるような大きな工務店から、いくつも展示場を持っている工務店もあります。

ただし、あまりに営業先行型の会社は少し注意が必要です。最近もあった事故で、事前に入金すればさらに値引きします、にはやはり疑問を持たなくてはいけません。

◆『ハウメーカー下請け工務店』
ハウスメーカーの下請けがメインの工務店です。
・長所
ハウスメーカーの下請けと認定されるのですから、それなりの技術力はそこそこのものを期待できるでしょう。

◆『フランチャイズ加盟の工務店』
ハウスメーカー型工務店と体質は似ているといえますが、資本形態が違います。本部にフランチャイズ料を納め、本部が広告宣伝などを行い、集客したものを各フランチャイズに加盟している工務店に振り分けるという方法をとっています。

・長所
規格型住宅を全国展開で一括して仕入れているため、一定の品質が確保され、材料の単価がとても安くなります。ローコスト住宅などと呼ばれる工務店はこのタイプが多いです。

・短所
同じ工法、仕様設備のものしか作らないので、工務店独自の技術力やこだわりを見ることはできないでしょう。プランは一見自由設計に見えますが、基本は規格型。なので、設備を変更したりすると価格が高くなる場合もあります。

工務店自体の家へのこだわりは無いので“家を買う”というイメージが強く、家づくりにこだわりたい人には物足りないと思います。

◆その他
数は少ないのですが、自然素材に徹底的にこだわる工務店。それから建て主が家づくりに参加することでコスト削減を目指す、セルフビルドが行える工務店などもあります。

おっと、長くなってしまいました。次回は、ハウスメーカーからさまざまなタイプの工務店。自分に合った業者を見つけたいですね。しかし、自分にベストマッチのパートナーを探すことは意外と難しいものです。自分のタイプを知ることの難しさについてです。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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