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どんより空の東京です。

そんな今日は朝から書類作成、原稿チェック、お問い合わせ対応、北区赤羽計画のお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。材料メーカーさんと電話、世田谷区中町計画検討など。

午後は埼玉県和光市計画検討、電気屋さんと電話、塗装屋さんと電話、構造担当と電話、豊島区駒込計画検討、新宿区市谷計画検討など。夕方は新座市計画検討、書類作成、各種段取りなど。

今日は何とか降らずに済みましたね、雨が続くとご家庭でもそうですが、私たち建築業者も影響が出ますね。そう言えば今日は土曜日でした、それでは恒例の家づくり講座第78回をお届けいたしましょう。

前回は、住まいづくりには正しい手順があると言う話でした。
1.自分の安全な予算を把握する。
2.自分を知る。
3.優先順位をつける。
4.正しい判断基準と選択基準を持つ。

しかし、ほとんどの人はいきなり展示場や見学会に出かけています。それは、無防備で戦いに出かけていくようなもの。だから、家づくりで後悔することになるんです。

そこで、これから手順について具体的にお話していきますね。今日は、安全な予算を組むためにはどうすればいいかと言う話です。

まず、正しい資金計画をするには、生活を楽しむことを目的とすべきです。 住まいを建てるということよりも、楽しい生活を送れるということを、本来の目的としなければいけません。

でも実際、家づくりが始まると、何とかいい家にしようと努力します。それはそれで当たり前なんですけど、建物ばかりに焦点が合って、楽しく暮らすということが横に追いやられている場合があるんです。

家づくりが進めば進むほど、建物の話になっていきます。それは、私たち家を建てる業者ももちろんそうですが、ほとんど建物の話しかしません。いかに良い建物にするか。いかに長持ちする家にするか。

しかし、新築したからといって夢の生活が始まるわけではありません。ごく当たり前の日常生活を送ることになります。その日常生活で、どういう生活を送ることが自分にとって一番いいのか?それは、それぞれの家庭によって価値基準によって違います。

ですから、自分が生活を楽しむためにはどういう家にすべきか、という観点で考えてください。本来、家を建てることは手段のはず。しかし、建物が目的になってしまっているんですね。

目的を間違えないこと、それが一番大切な点です。例えば、設備を決めるとき、その設備を入れることによって更に楽しい生活ができるのか?

全て何かを決める時には必ず、自分達の生活がより楽しくなるかどうか?そういう判断基準で考えると、建物に焦点が合わずにすみます。

ぜひ、生活に焦点を合わせた家づくりをしてくださいね。家は新しくなったのに、家族がバラバラ。残念ながら、少なからずそういうご家庭が見られます。

経験則では特に、狭いアパート住まいの方に多いみたいですね。なぜなら、新築の家はアパートより広くなるからです。

当然、部屋も増えるし、広くなります。すると、快適になり家族それぞれが自分の部屋にとじこもるようになります。そして、家族のコミュニケーションが減ってきます。

家族が同居人になってしまうと言う問題が起きてます。アパート住まいの時は、部屋数が少ないので、どうしても1つの部屋にいる事になります。

その時は、家族がリビングダイニングで一緒にだんらんを楽しんでいたはずです。しかし、新居では食事が終わればそれぞれが自分の個室に行きます。そして、朝まで顔を合わすことがない。そういう家庭もあるんです。あなたは、そうならない工夫をした家づくりを考えてくださいね。

また、無理な資金計画をすると、後々返済できなくなり、家を手放すことにもなりかねません。そうならないためにも、ぜひ安全な予算を組んで下さいね。今日は、資金計画の話でした。

一般的には住みたい家を想像することも多いと思いますが、実はその先の生活を想像することが大切です。ですから、家を建てる目的は生活を楽しむこと。間違っても家を建てることが目的にならないように、と言うことでした。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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