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秋晴れ続きの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、中野の業者さんと電話、吉祥寺方面でご検討のお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。提携会社さん来社打ち合わせ、千住仲町計画検討など。

午後はガス会社さん来社打ち合わせ、世田谷区中町のお客様にお電話頂きました。蓮根の不動産会社さん来社打ち合わせ、図面作成、溶接屋さんと電話など。夕方はミーティング、資料作成など。

今日も日中は良いお天気で暖かくなりましたね、なんとなく鼻がムズムズして目がかゆい気がするのは、きっと気のせいですね。それでは土曜日恒例の家づくり講座第84回をお届けいたしましょう。

前回までは、失敗しない住まいづくりのポイントを話しました。
不動産価値を考えて家づくりをする事。
短期的な計画だけでなく中長期的計画も立てる事。
家づくりの目的を明確にする事。
確かな情報を取り入れる事。
相談相手を間違わない事。

これが、住まいづくりで失敗しないための5つのポイントです。今日は、家と病気の因果関係について話しましょう。

実は、住まいは病気とすごく関係があります。病気と言うと、シックハウスを思い浮かべると思います。しかし、シックハウスはほんの一部で、もっと大きな問題があるんです。

ところで、質問ですが、戦後最大の欠陥商品はなんでしょう?
住まいの話してるわけですから、想像がつきますよね。

そう、最大の欠陥商品は、家なんです。その責任の大半は、ハウスメーカーと国の政策にあるといわれています。

日本は戦後、焼け野原になり住むところがありませんでした。ですから、早くたくさんの家を用意しなければいけなかったんです。それで、プレハブ式の住宅が開発され、それを政府も後押ししてきたわけです。

いかに早く大量に家を供給するかが最大の課題でした。そういう点においては目的を果たしました。しかし、一方で沢山の問題も起きました。その一つが、病気です。

さて、病気と言うと、興味深い話があります。あなたが初めての病院に行ったとします。その時、医者はどんな質問をしますか?

おそらく、「どうされましたか?」って聞かれますよね。日本では。しかし、スウェーデンは違うんです。スウェーデンの医者は、どうしましたかとは聞きません。

「あなたはどんな家に住んでますか?」これが最初の質問です。なぜなら、その人の住環境が分かると、病気の原因が分かるからです。

例えば、日当たりが悪い、風通しが悪い、狭い、不衛生、悪臭がする、騒音がする。こういう家に住んでたら、元気な人でも病気になりますよね。だから病気というのは、医者に行く前にすべきことがあるわけです。多くの原因が建物に起因していることもあるからです。

さて、その家が抱えてる問題は3つです。まず、使っている建材です。問題を起こしてる建材は、ほとんどが工業製品です。塩化ビニールの材料など、石油を原料としている製品です。接着剤も有害物質を含んだものが多いですね。

こうした工業製品の建材が、身体的、精神的な病気を起こしている場合が多いようです。これが1つ目の問題です。

おっと、時間です。残り2つの問題は、次回にしましょう。今日は、住環境と病気には深い関係があると言う話でした。

それでは良い連休を。

今日もありがとうございます。

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