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晴れて冷え込みもちょっと緩んだ東京です。

そんな今日は朝から浅草計画検討、信用金庫さん来社打ち合わせ、見積作成、練馬の不動産会社さんと電話、世田谷区中町計画検討、資料作成など。

午後は和光計画のお客様宅訪問、打ち合わせなど。ありがとうございます。その後電気屋さんと打ち合わせ、朝霞のお客様宅へ書類お届け、和光現場視察、帰社後は文京区向ヶ丘でご検討中のお客様とお電話、ありがとうございます。書類チェックなど。夕方は関連不動産会社社長来社打ち合わせ、西新宿計画のお客様とお電話、ありがとうございます。原稿作成など。

ではこちら。

阪神大震災から17年 教訓の継承、東日本へ

6434人が亡くなった阪神大震災は17日、発生から17年を迎えた。神戸市など各地の追悼行事には東日本大震災の被災者も出席し、発生時刻の午前5時46分に合わせて黙とうをささげた。

東日本大震災では、建物の倒壊や津波などで1万5千人以上の命が奪われた。復興までの道のりには公的支援の在り方など課題が山積するとみられ、阪神の教訓を継承していくことが一層重要になる。
2012年01月17日08時34分提供:共同通信

今日はやはりこの記事を残しておかなければいけません。

あの災害から17年が経ってしまいました。10ヶ月前に発生した東日本大震災の犠牲者とともに深い哀悼の意を表したいと思います。

さて、どのくらい1.17の教訓が3.11に生かされたのでしょう。そもそも関西には大きな地震は発生しないという都市伝説的なものがあったようです。

そんな雰囲気の中、古い木造住宅が密集する地域での耐震化や耐火は進むことが無く、結果的に死者の8割以上は家屋の倒壊や家具の転倒などが原因だったんです。それと同時に発生した火災は拡大していき、町を焼き尽くすまでになってしまいました。

東日本大震災では地震の規模や津波の高さが予想をはるかに超えたものでした。もちろん過去の教訓もあったし、避難訓練も行われていたんですけど、それでも想定外の状況には対応することが出来ませんでした。

報道によれば、日本列島は地震の活動期に入ったと言われています。これは大袈裟ではなく、首都直下型や東海地域の大地震も確実に発生するでしょう。

とても怖いことですし、出来れば考えたくないと思ってしまいますが、今私たちがしなければいけないのは、次に備えて二つの震災からしっかりと教訓を学び、想定外を想定することではないでしょうか。

それは国民一人ひとりが教訓を継承し、災害大国日本に住むという覚悟を持ち、次世代を見据えた対応をして行かなくてはいけません。

今日は岩手県陸前高田市でも阪神大震災の追悼式が行われたそうですが、その会場が「気仙大工左官伝承館」というところで、ここは気仙大工左官の優れた建築技法を後世に伝えるために建設されたそうです。

何か私たち建築業界、住宅業界の役割というか、使命を感じてしまいましたが、やっぱり自分の出来ることは災害に強く、次世代につながるRC(鉄筋コンクリート)の住宅を1棟でも多くお届けしていくことだと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。

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