ブログネタ
RC住宅を建てよう! に参加中!
東京でキッチンにこだわる家を建てるならRCdesign

良い天気でも風の冷たい東京です。

そんな今日は朝から目黒区下目黒計画検討、見積作成、和光市計画検討、材料メーカーさんと電話、資料作成など。

午後は北区赤羽のお客様宅へ、雑誌取材立ち会い。センスの良いオーナー様の小物に囲まれた快適な空間を撮影出来ました。ご協力ありがとうございます。帰社後はお問い合わせ対応など。夕方は西新宿計画のお客様とお電話、ありがとうございます。資料作成、各種段取りなど。

GW明けの今週は疲れがたまっているという方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな今日は土曜日ですので、恒例の家づくり講座第109回をお届けさせていただきますので、ゆっくりと考えてみてください。

さあ、家づくりを始めましょう。
新居のキッチンはどんな空間にしましょうか?

そんな時、決めるのは大体が奥様です。毎日毎日何十年も奥様が働かなければいけない場所ですから、当然でしょう。

でも、ちょっと待ってください。ご主人の定年後も、ず〜っと一人で頑張れますか?少し前までは、『男子厨房に入らず』ということで『男子』は仕事だけに全力を注いでいたんですが、もうそんな時代ではありません。

家事を積極的にこなす『男子』が増えてきました。現代は、女性も外で働いて二人で家計を支える時代です。だから、必然的に家事も支え合う家庭が多くなりました。

定年後、料理教室に通い始める男性も増えましたよね。夫婦どちらが先に亡くなるか分からないし、「私に何かあった時のために」と積極的に夫に料理を教える妻も多いんです。

料理は常に段取りを考えて動かないといけないのでいい脳トレにもなります。なんといっても「わが家の味」を自分で作れるようになるのは、本当に素晴らしい事です。

・・・となると、二人で作業をしても使いやすいキッチンが必要になります。高齢になり、今より動くのがつらくなっても、少ない動作でキチンと片付くと助かりますよね。

夫婦二人暮らしだと、女性が、ほぼ100%毎日料理するんです。毎日毎日三食作るって、かなりの重労働です。一人分だと手抜きをしがちで、栄養不足になるので、二人分の方がいいんですが、何年も一人で三食作るのはちょっと・・・。

お母さん方は、夏休みの40日ほどの間でも、子どもの昼食を毎日作るのは大変です。それを知っている女性には、老後の大変さは容易に想像できますよね。

老後の昼食は、毎日麺類ってワケにいきませんからね。定年は、仕事にはあるけど、家事には当然ありません。

特に料理は、家事の中でも労力が必要な分野ですからお互いの協力は欠かせません。しかし、今のところ高齢の男性で料理する人は、まだ3割。もし一人になっても、安心して自立した生活を送れるよう、全ての男性が料理できる時代が来るといいですね。

最近の高齢者の料理実態から5つの食空間を分析して、そのニーズをまとめたものを紹介しましょう。

1.身体機能の維持
年をとっても自立していたいから、料理作りを通して身体機能を維持したい。
2.アイデンティティの確認
家族の役に立てるから、自分の味を通じて自分の存在意義を実感したい。
3.自分らしさ
自分の特別な場所だから、食空間では自分らしさを大切にしたい。
4.親しい人との交流
料理で喜んでもらえるから、食空間で家族や友人と交流を深めたい。
5.広々快適
気持ちよく過ごしたいから、食空間は広々快適であってほしい。

奥様が主役だけど、ご主人や子ども達も快適に使えるキッチン。如何でしょうか、あなたは、キッチンに何を求めますか?

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキングへ ←1日1回兜の緒をクリック!