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晴れた東京は暖かく風が強いです。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後電話屋さん来社、耳鼻科、原稿チェック、お問い合わせ対応、文京区向丘計画のお客様とお電話、ありがとうございます。都市銀行さんと電話など。

午後はお問い合わせ対応、渋谷区神山町計画検討、成増でご検討のお客様とお電話、事務機屋さん来社、信用金庫さん来社、構造担当と電話、渋谷区恵比寿2丁目計画検討、出版社さん来社打ち合わせなど。夕方は設備屋さん、電気屋さん来社打ち合わせ、関連会社社長と電話、北区田端計画検討など。

油断して投薬を怠ったら、ヒノキに打ちのめされました。

ではこちら。

石器時代モダニズムな、洞窟のような家

この家を見て「はじめ人間ギャートルズ」を思い出すのは誰ですか。

石器時代を思わせる石のデザイン「Malibu Romantic Retreat」は、鉄骨と軽量コンクリートによって形作られた、日常から逃れて魂を休める別荘。

サンタ・モニカ・マウンテンズ国立保養地のエリアに位置していることから、建築家Phillip Jon Brownさんは石のようなデザインを思いついたのだとか。

周囲をボニーマウンテン、太平洋、ロサンゼルス市が囲み、どの方向も見事な景色が広がります。リビングから見える太平洋、素敵です。

さすがに「石」の上には寝ませんね。ベッドなどの家具やリネンは、もちろん現代のものを使います。

洞窟の壁がそのまま家になったみたいに、まるでテーマパークのアトラクションのようなつくり。子供が一番喜びそうです。不思議なリラックス感が醸し出されます。
roomie 2013年04月14日19時00分

130412flintstone06なるほど。

これは本当にテーマパークのような住まいになっていますね。きっと食事はマンモスの肉に決まっています。

一見すると確かに洞窟を利用した住まいのように見えなくも無さそうですが、残念ながらこれらは張りぼてと言わざるを得ないでしょう。

まあぱっと見それらしければ良い、というオーダーならこのような作品も楽しいかもしれませんが、本来の住まいとしては少々役不足かもしれません。

そもそも、人類が洞窟を住まいに選んだ理由といえば、その強度、安全性が第一、つぎに室温の安定性が優れていたからだと思います。

しかし、残念ながら鉄骨と軽量コンクリートで造られている建物では、骨組みとしての強度は確保出来ても、軽量コンクリートでは強度を期待出来ませんので、安全性に疑問が残ります。

また、軽量コンクリートだけでは、断熱性能や蓄熱性もあまり期待出来ませんので、住み心地という点ではイマイチではないでしょうか。

日本でもALCと呼ばれる建築材料がありますが、これはオートクレーブ養生した軽量気泡コンクリートの
略称です。凄く簡単に言うと軽石みたいな材料です。

鉄骨造の外壁などによく使用される材料ですが、この材料そのものの強度や、断熱性には疑問を持たざるを得ないというのが私の個人的な見解です。

もちろん工場でしっかり管理されているから安心ということは言えますので、その用途によっては適している場合もあるでしょう。

ちなみにこの記事に登場する建物は、2012年にそれまでの持ち主だったアメリカの元テレビ・ラジオパーソナリティーDick Clark氏が亡くなり、350万ドルで売りに出された物件だそうです。

本当に洞窟のような快適性と安全性を適正な価格で望むなら、ここは是非RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討くださいませ。

それでは。

今日もありがとうございます。



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