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引き続き良い天気の東京です。

そんな今日は朝から成増2丁目計画検討、資料作成、渋谷区恵比寿2丁目計画検討、塗装屋さんと電話、豊島区長崎のOBオーナー様とお電話、サッシ屋さんと電話、資材発注など。 

午後は文京区向丘計画検討、お問い合わせ対応、原稿作成、資材メーカーさんと電話、中台計画検討、図面作成など。夕方は世田谷区用賀方面へ、お客様と打ち合わせなど。帰社後は向ヶ丘のお客様とお電話、ありがとうございます。

今日は長男の誕生日でしたので、家族でお祝いしました。もう19歳で来年はハタチ・・・信じられません。

ではこちら。

増える空き家 管理体制が崩れスラム化問題に

アベノミクスで盛り上がる不動産市場。マンション発売戸数は前年を上回るペースで、消費者は買い時とばかりに殺到する。だがその裏で日本列島を覆い尽くす勢いで増えているのが、「危険な空き家」だ。

空き家といえば一戸建てのイメージが強いが、日本全国に広がる756万戸の空き家のうち462万戸、実に6割強がマンションを中心とする共同住宅なのだ。


前橋市内の中心街に、築35年の居住者ゼロのマンションがある。6階建てで、壁には朽ちたパチンコのネオン看板が残されており、1階のガラス扉の前には古タイヤが転がっている。近くの不動産会社の社長によると、ある男性が1、2階をパチンコ屋、4階以上を分譲マンションとして建てたが、すぐにトラブルが持ち上がったという。

「『品がない』というマンション購入者たちの反対を押し切って、その男が壁にパチンコ屋のネオンの看板を付けてしまった。すると買った人がだんだん出ていき、賃貸の部屋にも人が入らなくなった。商品価値はガタ落ちし、空っぽになった後、ガラの悪い連中のたまり場になったこともあった」
dot.(ドット) 2013年05月09日07時00分
 
なるほど。
 
この問題、実は結構前から言われていることなんですけど、日本では業者はもちろん、一般市民も変わる事無く、まだまだ新築信仰を続けています。

総務省では5年に1度、「住宅・土地統計調査」を実施していますが、最新の2008年の数字をみると一戸建てやアパート、マンションなどを含め、空き家の数が756万戸とのこと。

ちなみに住宅総数は5758万戸ということなので、「空き家率」は13.1%ということになります。これは実に8戸に1戸以上、誰も住んでいない住宅が存在するということです。

さらに、空き家率を予想している野村総合研究所のリポートでは、2040年の空き家率を実に36%とはじいているそうですから尋常ではありません。

ここ数年、日本では年間約80万戸のペースで新築住宅を造り続けていますが、約60万戸に抑えたとしてもこの数字になるということです。これは3戸に1戸が空き家という住宅超飽和時代が、そう遠くない将来にやってくるということです。

もちろん、耐震性能の低い住宅や、断熱性能などが低く省エネ性に欠ける住宅などは順次建て替えを行なう必要がありますので、新築が全く無くなるということはありません。

おそらく、記事のように共同住宅のスラム化が進むというのは、そもそも人口が爆発的に増えた時代に土地の有効活用としての共同住宅が必要なくなる時が来たということかもしれません。

実は地方のマンションでは、空き家率が半分を超すものも少なくないそうで、空き家率が高いと管理体制が崩れやすくなり、結果としてマンションがスラム化するようです。

よほどの都心は別として、もう分譲マンションに住む必要は無く、大抵の家族が憧れの一戸建てに住む時代が来たのかもしれませんね。

くれぐれも妥協や焦りで分譲マンションを購入したりしないようにご注意くださいね。

それでは。


今日もありがとうございます。


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