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晴れ時々くもりの暑い東京です。

そんな今日は朝から渋谷区東計画検討、見積作成、文京区本郷計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど。ありがとうございます。その後金融機関へ、帰社後は図面作成とか。

午後は世田谷区下馬でご検討いただいているお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。その後豊島区大塚でご検討のお客様来社打ち合わせ、サッシ屋さんと電話、世田谷区代田計画検討、図面作成など。夕方は蓮根の歯科医院計画検討、代田計画のお客様とお電話、業者さんと電話など。

さて、今日も梅雨の中休みのような天気ですが、土曜日恒例の家づくり講座第160回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。

前回は住宅ローンに関してお話しましたが、今回は、今まさに悩まれている方もいらっしゃるかもしれない、住宅ローンの金利についてお話します。

まず「全期間固定金利型」。
返済期間全体が同じ金利なので、景気の変動に左右されません。返済計画を立てやすいのが最大の利点です。最近のように金利が上がりそうな時は安心感があります。ただ、市場の金利が低下しても、自分の金利は変わらないのが悲しいところです。

次に「固定期間選択型」。
新築してしばらくは、あれこれ出費がかさみます。子供の教育費の問題もあります。そこで、「5年〜10年は固定で」と、一定期間の返済計画を立てたい人に選ばれています。

固定期間が終わると金利の見直しがあるので、当初の金利に不満があるのなら、借り換えを検討してみましょう。

次に「変動金利型」。
これまでは、非常に金利が低い状態が続いていましたね。そこで、全期間固定金利より変動金利を選択する人が圧倒的に多かったのです。

変動金利の最大の短所は、返済金額が一定でないので長期的な返済計画が立てにくいことです。それに、急激な金利上昇があった時、未払い利息が発生するかもしれません。これが、変動金利タイプの一番怖いところなんです。

通常、変動金利の場合は、半年に1回の金利見直しがあります。一方、返済額の見直しは5年に1回で、変更前の返済額の1.25倍が上限とされています。ですから、もし金利が急激に上がり、利息分が増えた場合、返済金額だけでは賄いきれないことも考えられます。

そこで発生するのが未払い利息です。毎月返済をしても、元金は減らず、払いきれない利息がどんどん増えていきます。急激な金利上昇というのは想像しにくいのですが、これからの日本では可能性はゼロではありません。

参考として、平成23年7月の動向を見てみましょう。
変動金利型・・・・51%、
全期間固定型・・・20%
10年の固定期間選択型・・・19%、
それ以外の固定期間選択型・・10%
となっていました。

ところで、固定金利期間の人気度は、借り入れ先の金融機関が勧めるタイプによって異なります。ちなみにJAバンクでは、全体の43.5%が10年固定を選択しています。しかし都銀・信託銀行では、5.7%しか選択していません。自分の希望を決めてから金融機関を選んだ方が、迷わずにすみそうですね。

最後に「変動金利を選んでも大丈夫だと思われる人」の目安を紹介しておきます。
・頭金を2割以上用意できる人
・金利が4%程度になっても返済できる人
・たびたび繰り上げ返済するほど、経済的余裕がある人

調査によると、全体の約3割の人は、金利の特性やリスクを理解しきれていません。目先の金利だけで判断するのは、非常に危険です。お金の余裕は心の余裕につながります。十分に検討して、あなたに最も合ったものを選んでください。 

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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