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東京は夏です。

そんな今日は朝から上野桜木計画検討、見積作成、信用金庫さん来社、渋谷区東計画検討、図面作成、構造検討、渋谷区神宮前計画の現場では中間検査がありました。

午後は池袋の不動産会社さん来社打ち合わせ、金融機関へ、帰社後は資料作成、来客面談、文京区本郷計画検討、構造担当と電話、図面作成など。夕方は北区西ヶ原計画検討、お問い合わせ対応、渋谷区神宮前計画検討、資料作成など。

もしかすると明日から3連休という方もいらっしゃるかもしれません。さっそく夏を満喫出来ると良いですね。

ではこちら。

不動産は「今」を買うのではなく土地の「歴史」から買うべき

今はアベノミクス効果でデフレ脱却を果たし、資産インフレの時代が到来する前夜。インフレになれば住宅価格は値上がり、大きな出費をして買ったマイホームを高値で売ったり貸したりすることもできる。

住宅の資産価値を守るためには、「都心」「駅近」といった人気のエリアを選ぶべきと思われがちだ。「ただし、好立地の物件はどうしても価格が高い。ましてや今後の人口増を見越して物件の大量供給があれば、将来的に値崩れを起こしやすいという側面もある」
 
そう指摘するのはファイナンシャルプランナーの藤川太氏(家計の見直し相談センター)だ。単に「人気のエリア」だという理由だけでは、本当に資産価値の落ちない街は選べない。

『東京のどこに住むのが安心か』(講談社刊)の著者で、財営コンサルティング代表の山崎隆氏は、「人気エリアやアベノミクスによる地価上昇といった“瞬間風速”だけに踊らされるべきではない」と、こうアドバイスする。

「不動産は『今』を買うのではなく、土地の『歴史』から買うものであるという視点を持ってほしい。住宅地として歴史のある街には長く住まれ続けるだけの理由がある。そのようなエリアは今後も高い価値を維持し続けるでしょう。
NEWSポストセブン2013年07月12日07時01分

なるほど。

確かに住まいづくりを土地探しから始められる場合、まずはどこに暮らすか、というところから検討を始めることになりますが、やはり今現在その地域が便利だったり、人気があるところから探し始めることになるでしょう。

その点で、記事では今の街だけを見るのでは無く、過去の歴史からもその土地の素性を知った上で検討するように進めています。うん、一理ありますね。

最近は本屋さんでも比較的容易に古地図を手に入れられるようになったり、何よりスマホアプリでも見ることが出来るようになっていますので、目を付けた土地がその昔どのように使われていたところなのかを確認しておくことも必要かもしれません。

建築・土木の業界人や、不動産業界でも比較的ベテランな人なら知っていることなんですけど、例えば、古くからある電車の路線は地盤も固いとか。自衛隊の駐屯地がある地域は地盤が固いという話は、ひとつの目安にしていただけるでしょう。

もう一点、坂の多い地域では注意が必要です。以前私が経験したケースでは、今は立派な住宅地になっている場所が、数十年前までは地域のゴミ捨て場所だった、ということを地主の長老さんに聞かされるまでわかりませんでした。

その時はボーリング調査をしたところ、地中15mくらいから異物が発見出来ましたので、事故を回避することが出来ましたが、古くから人が暮らす場所でも、谷や沢があるところですと、埋め立てられていることもあるようですので、注意が必要です。

一方、今現在人気がある湾岸エリアの高層マンションなどは、交通の便の良さや、ステータスシンボルの度合いが高いとか、高層階の展望の良さには憧れを抱くかもしれませんが、やはり災害時ことや資産性という点からは注意が必要かもしれませんね。

本来、住まいづくりの出発点は家のはずなんですけど、もちろんその地域や街も大切に違いありません。しかし今の日本、特に都市部ではではあまりにも土地の価格高くなってしまっていることが、良い家が増えない要因のひとつだと思います。

繁華街に近い一等地に、安全性や快適性を犠牲にした家を建てることで、理想のライフスタイルが実現出来るとは思えないんですけど。

もし住まいづくりを土地探しからご検討されているなら、是非お気軽に弊社までご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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