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晴れ間もあった暑い東京です。

そんな今日は朝から資料作成、ガス会社さんと電話、見積作成、北区西ヶ原計画のお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。目黒区でご検討のお客様とお電話など。

午後は蓮根の不動産会社さん来社打ち合わせ、その後横浜方面へ、建具メーカーさんのショウルームにお伺いして新商品見学など。夕方に帰社後は恵比寿2丁目計画検討、見積作成、渋谷区東計画検討など。

さすがに大暑過ぎは当たり前に暑いですね。今週あたりからは、夏休みを取られている方もいらっしゃるかもしれませんが、土曜日ですので恒例の家づくり講座第164回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。

大きな連休がある時は、完成見学会や展示場でのイベントなど、沢山のチラシが入ります。

子どもが小さい頃は、ミニ動物園や工作教室のイベントに行ったものです。タダで遊ばせてもらいつつ、見学者の様子を観察するのが楽しみでした。

でも、その会社の本質をチェックしたいなら、建築中の現場を観察するのが一番です。なぜなら、あなたの家を建てる時、その現場の様子が再現されるからです。

路上駐車・喫煙などのマナーや、現場の整理整頓の様子など、現場でしか分からないことは沢山あります。一軒の家を建てるには、基礎工事から始まって、じつに多くの専門業者が関わりますよね。

通常はそれぞれの会社が違うので、全員を教育するのは簡単なことではありません。ましてや頻繁に業者が入れ替わっている会社だとなおさらです。だからこそ、どの工程の作業をしていても、いつも現場はきれいで、路上駐車が無くて、作業員のマナーも良くて・・・という業者は、とても信頼できると思いませんか?

ここで、各社の実際の取り組み例を紹介しますね。
・建物と敷地を1日5回掃除して、常にきれいな状態を保つ。
・現場の土の部分にブルーシートや人工芝を敷き詰めて、建物が汚れないようにする。
・建物が雨で濡れないように、毎日ブルーシートで建物全体を覆う。
・路上駐車をしないために、現場近くに駐車場を借りる。
・書類や建材についた煙草のニオイは消えにくいので、現場だけでなく、会社全体を禁煙にする。
・現場の様子に興味があっても、質問しづらい人のために現場前に資料を置いておく。
・夜遅く、仕事帰りに見に来る施主さんとやり取りができるように、職人との交換ノートを吊るしておく。
などなど。もちろんすべて出来ていればいいんですけど、弊社でもまだそこまで完璧ではありません。

弊社のような小さな設計事務所や工務店など、モデルハウスを持たない業者は多いですよね。
なので、現場の一つ一つが、自分たちを知ってもらう大切な場所なんです。

また、モデルハウスを持っている業者でも、現場の大切さを知っている人たちは「現場きれい」を心がけています。

一生に一度の、数千万円もの大切な家を建てさせていただく、という気持ちがなければ、なかなか続けられないことでしょう。

また、きれいな現場では、事故やケガが少ないのです。さらに、意識の高い職人が多いので、質の良い仕事ができます。そんな彼らの中には営業マンでもないのに、現場のご近所さんから仕事を受注することもあるとか。
「あなたなら、我が家のリフォームをおまかせできるわ」って。

現場前を通るときには、車でも自転車でもなく、ぜひ歩いてください。意中の業者でなくても構いません。いろんな業者を見ることで、見る目を養ってみましょう。

営業マンの印象で決めた人は、施工中の様子を見て、「こんな会社に依頼しなければよかった」と後悔する人もいるんです。お散歩がてら、どんどん見学してくださいね。

ただし、今のシーズンは現場も暑いですので、体調管理にはくれぐれもご注意ください。 

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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