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晴れても寒い東京です。

そんな今日は朝から渋谷区恵比寿2丁目計画検討、5丁目計画検討、見積作成、豊島区駒込計画検討、北区西ヶ原計画検討、資料作成など。

午後は練馬区春日町の不動産会社さんへ、その後電気屋さん訪問、春日町廻り、新河岸のお客様宅訪問、書類お届けと打ち合わせなど。帰社後は資材発注、見積作成、資料作成など。夕方は渋谷区東計画検討、見積作成など、その後社内忘年会出席。

深夜に続き午前中にも地震がありましたね。何回体験しても気持ちの悪いものです。それでは今日も土曜日恒例の家づくり講座第181回をお届けさせていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。 

最近の私はよく休日の書店巡りをしています。本好きなので、本のチェックが一番の目的なのですが、ついでに人を観察して楽しんでいます。

中でも、一番興味深いのが住宅雑誌を見る人たちです。他のコーナーは一人で立ち読みする人が目立つのですが、そこは夫婦で話しながら見ている人が多いんです。

住宅雑誌には、資金計画のことから業者探しまで、さまざまな情報が紹介されています。ほとんどの人は、家づくりを考え始めた頃、何の知識もありません。そんな状態で、下手に展示場に行くのは不安ですよね。

そこで、住宅雑誌で基礎知識を身につけようという人も多いんです。あちこちのホームページを見るよりも中立性があり、安心感を感じるのかもしれませんね。

でも、あなたが見ている住宅雑誌は、本当に中立・公平なんでしょうか・・・。

ほとんどの住宅雑誌は、広告収入が大きな収入源になっています。ですから、スポンサーやクライアントの意向を無視することはできません。彼らに不利なことは、まず記載されることはありません。

逆に、あなたには多少不利でも、彼らにとって有利なことならそのまま記載されることもあります。

以前紹介した、ある雑誌社の話ですが、職人の特集を組もうとしたところ、広告主のハウスメーカーからクレームがつきました。

なぜなら、ハウスメーカーにとって職人意識と言うのは、邪魔にしかならないものだからです。下手に職人魂を発揮されると、コストはかかる、工期は延びる、監督しにくいなど、全くいい事はないのです。

工場生産の部品を組み立て、決められたシステムを守りたい彼らの家づくりのスタイルからすると、その反応は当然のことです。ですから、彼らから広告収入を得たい雑誌社の場合、彼らの家づくりをアピールするような内容になるのは仕方のないこと。

私は「このような雑誌を買ってはいけませんよ」と言っているのではありません。事実参考になる記事も沢山ありますからね。

ただ、「その雑誌の視点を理解して、冷静に読んでくださいね」とお伝えしたいのです。

ハウスメーカーの家づくりを好む人もいれば、こだわりの家づくりを好む人もいます。コスト最優先だったり、こだわり優先だったり、自分の方向性がわからないまま情報を取り入れすぎるのは、良いことではありません。

冷静さを忘れないでくださいね。 

それでは良い連休を。

今日もありがとうございます。


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