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どんより曇り空の寒い東京です。

そんな今日は朝から練馬区田柄計画検討、提携会社さん来社打ち合わせ、図面作成、練馬区錦町計画検討、板金屋さんと電話、書類チェックなど。

午後は図面作成、目白のお客様とお電話、渋谷区東計画検討、左官屋さんと電話、材料屋さんと電話、江戸川区篠崎町計画検討、来客対応など。夕方は渋谷区恵比寿2丁目計画検討、図面作成、北区西ヶ原計画検討、大工さんと打ち合わせ、台東区上野桜木計画検討など。

今度の日曜日は東京都知事選の投票日です。必ず投票しましょう。

ではこちら。 

オール電化で高額な電気代!どうしたら削減できる!?

オール電化ではガス代が掛からない分、公共料金を減らせるとされていますが、電気代自体が高いと感じることもあるようです。教えて!gooには、電気代についての質問が寄せられていました。

「オール電化ですが、電気代が高いです」

相談者は一戸建てに4人暮らしで、オール電化にしています。家族の仕事の時間帯から、昼間家に居ることが多いものの、夏冬の電気代が4万円近くになり、高いと感じています。

主に稼動する家電は、エアコン2台、テレビ1台、洗濯機1台、冷蔵庫2台とIH調理器です。照明をつけっ放しにしているようなことはなく、冷蔵庫以外の家電は、2年ほど前に買い換えたばかりだそうです。電力会社の方に見てもらったところ、漏電等はなく、特に電気代がかかるようなものはないと言われたとのこと。 
教えて!ウォッチャー 2014年02月06日17時00分

なるほど。

一般の家庭で電気代が4万円と言われれば、それはビックリですね。通常なら恐らくガスを併用している住宅でも、そこまではいかないのではないでしょうか。

記事ではエアコンをあまり使わない春と秋でも電気代は3万円くらいであるそうで、その電気代を抑えるためには、エアコンを控えるしか方法はないのでしょうかという相談でしてた。残念ながら建物の基本性能が確保されていないと、改善は難しいかもしれませんね。

日本の真冬や真夏の時期は、より快適に過ごすために、というか健康維持や生命維持のためにも、どうしても何らかの空調設備が必要ですが、建物が高気密・高断熱住宅であれば、エアコンの連続使用が実は一番省エネでエコなんです。

この時期、暖房に限って言えば温水式床暖房が一番快適で健康にも良いと思いますが、それにはガスの併用が必要ですので、出来れば新築時に設置しておきたい設備です。

記事のようなお話しは、比較的良く聞く失敗談で、それまでRC造のマンションに住んでいた方が、木造の建て売り住宅を購入して引っ越すと、必ずといっても良いくらいその寒さと光熱費の差にビックリされます。

これも当然といえば当然で、マンションでは通常上下左右に他の方が住んでいて、同じように冷暖房を使ってくれています。外気に面するのはベランダ側と玄関側の2面だけで、そこからのみ熱の損失があるんですけど、その量はごく小さいものなんですね。

それに比べて一戸建ての住宅は、上下左右と前後の6面すべてが外気に面していますし、家全体を自分達だけで冷暖房しなければいけませんので、同じ床面積でも、その負荷は比べものにならないくらい大きいものになります。

だからこそ、家の気密性と断熱性を高めなければいけないんですけど、まだまだ春や秋の季候の良い時期だけを想像して家を買ってしまう方が多いのが残念です。 

さて、記事の相談の件、電気代を少しでも削減するなら、まず契約形態を見直すのもひとつです。今の時代ブレーカーが落ちることを避けるために、少々余裕をもった初期契約になっているかもしれません。

家族の人数や生活スタイルによっては、60アンペアも必要なく、40アンペアでも十分かもしれませんので、この基本契約を変更すれば、基本料金を下げることが出来ます。

また、一時期流行したオール電化住宅では、基本的な生活スタイルを家に合わせないと、効果が出ない場合があります。基本的に深夜電力契約になっていると思いますが、この場合昼間の電気料金は深夜の3倍になりますから、昼間に家にいると通常契約より高くなります。

もし、家族構成が変わったり、生活スタイルが変わった場合には、深夜電力契約をやめて、通常の契約に戻した方が良い場合もありますので、電力会社さんに相談してみると良いと思います。

少ないエネルギーで快適に暮らすには、どうしても気密性と断熱性に優れた家が必要なんです。長く使う家だからこそ、後悔しない住まい選びをしていただきたいと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。


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