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台風が通過した東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、各現場状況調査、サッシ屋さん来社、その後埼玉県白岡のOBオーナー様宅訪問、現調と打ち合わせなど、帰社後は2丁目の不動産会社さんと電話、北区西ヶ原計画検討、業者さんと電話など。

午後はお問い合わせ対応、文京区小石川計画検討、立川の業者さんと電話、中野区南台計画検討、杭屋さん来社打ち合わせ、土地家屋調査士さん来社、図面作成、地盤補償会社さんと電話など。夕方は出版社さんと電話、板橋区徳丸6丁目計画検討、豊島区駒込計画検討、資料作成など。

結構な雨と風でしたが、被害などはございませんでしたでしょうか。点検と修理はお早めに。

ではこちら。

賃貸付住宅が人気 都市部でも3、4階建て建て易くなったため

東日本大震災以降、家族の絆が見直され、親と同居を検討する子世帯も増えたが、ある程度のプライバシーは守りたいというのが本音。

住環境研究所の「同居・二世帯の住まいづくりと暮らし満足度調査」(2012年)でも、距離の取り方が同居満足度を高めるポイントになっていることがわかった。 同居に満足している層では、計画時に親世帯と子世帯の独立性を「非常に重視した」が26%、「重視した」が42%であるのに対し、同居に不満を持っている層では、それぞれ6%、23%と半分以下に過ぎない。

一方で、賃貸付住宅の人気も高まっている。1階部分を店舗として貸し出したり、2階部分あるいは3階部分を賃貸住宅として貸し出す方法だ。

メリットは賃貸収入が得られること。住宅ローンの返済中は、賃貸収入を返済に利用することができるし、住宅ローンが終わってしまえば、老後資金や相続税の納税資金として利用することができる。
2014年10月6日 7時0分 NEWSポストセブン

なるほど。

確かに弊社でも賃貸併用住宅に関するお問い合わせや、プラン作成のご依頼が多くなっています。

これまでの2世帯住宅を建てるという場面に、もうひとつ足して賃貸部分を設けることのメリットを期待される方が増えたこともあるように思います。

その要因としては、都市部の限られた土地でも、コスト的に3、4階建てが建てやすくなっているという事情もあるそうで、階数を増やせば床面積に余裕ができ、十分な自宅スペースを確保しながらも賃貸併用を実現しやすくなります。 

これは、これまで比較的コストの安い木造住宅では、4階建ては難しかったものが、法律の改正や建築技術の改良などにより、最近になって建てることが可能になってきたこともあります。

しかしながら、実際には燃える材料を燃えにくくするためのコストが非常に高くつくようで、これまでの木造と同等のコスト感覚では実現は難しいようですし、実際にその建物の用途を考えると、やはり木造では厳しいのかもしれません。

また、賃貸併用住宅をご検討の場合、賃料収入で借入金の返済が出来るため、自己負担がまったく無くなると思われている方も多いのですが、これはちょっと注意が必要です。

自身で一戸建ての住宅を建てたり、2世帯住宅を建てる場合は、もちろんすべての費用を自分達家族で返済していかなくてはいけません。

そこに賃貸部分が追加されれば、その分の建築費が増えるわけですから、当然建築費の総額も増えますので、本来ならば借り入れにともなった返済金額も増えるわけです。

もしかすると、自己使用部分の面積よりも、賃貸部分の面積の方が圧倒的に多ければ、自己負担が限りなく少なく出来る場合もあるでしょう。

しかし、一般的には自己負担ゼロで賃貸併用住宅を建てることはとても難しいので、あくまでも賃宅住宅での収入は、返済の足しになるくらいのつもりでいた方がいいように思います。

さらに、賃貸併用住宅の場合は、使えるローンを制限される場合もありますので、注意が必要です。多くの金融機関では、自己使用部分が全体の50%以上なら、住宅ローンを利用出来ますが、それ以下になるとアパートローンを利用することになります。

やはり金利や返済期間などの条件的には、住宅ローンの方が有利ですが、場合によってはアパートローンの方が審査に有利になることもありますので、建築計画によって十分検討する必要がありますね。

いずれにしても、二世帯住宅や賃貸併用住宅という用途を考えれば、構造は鉄筋コンクリート造にしておくべきですし、これらの計画は経験と実績が豊富な業者と一緒に進めていくことが大切です。

間違っても大手だからとか、30年一括借り上げだからとか、構造は木造でも鉄骨でもいいとかは思わないようにしてくださいね。絶対に後悔しますから。

それでは。

今日もありがとうございます。


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