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曇り空の寒い東京です。

そんな今日は朝から板橋区弥生町計画の現場へ、内装屋さん他と打ち合わせなど、帰社後は世田谷区太子堂計画検討、見積作成、お問い合わせ対応、世田谷区砧計画検討など。

午後は大工さんと電話、中野区南台計画検討、資料作成、和光のお客様宅へ、土地家屋調査士さんと電話、原稿作成、板橋区弥生町計画のお客様とお電話など。夕方は北区西ヶ原のお客様宅訪問、打ち合わせと追加作業立ち会いなど、帰社後は大工さんと打ち合わせ、豊島区駒込計画検討、ミーティングなど。

さすがに立冬を過ぎたら、ちょっと寒くなってきましたね。それでは土曜日恒例の家づくり講座第222回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、先日のこと、近所に移転して間もない携帯電話ショップに行ってきました。築1か月弱ということで、とてもきれいな外観です。

ところが・・・

中に入ると強烈なニオイ。契約変更手続きのために30分ほど過ごしたのですが、帰る頃には軽い頭痛や吐き気がして、駐車場から車を出すことができず、しばらく休んでいました。

他のお客さんやスタッフにはそんな様子は見受けられなかったので、化学物質に敏感な人でないと分からない程度なのかもしれません。

ですが、「シックハウスは怖い・・・」と改めて痛感した出来事でした。

それよりもっとひどかったのが、あるショッピングモールです。その中の一つのショップが改装オープンということで訪れたのですが、私だけでなく、子どもまで気分が悪くなりました。

近くを歩いていたお客さんも「あのショップ、ニオイが凄いよね」と話していたほどです。他人ごとながら、そこで長時間働くスタッフさんの健康が気になりました。

振り返ってみると、1997年、ホルムアルデヒドの室内濃度指針値が設定されたのを皮切りに、他の12の化学物質の指針値も設定され、住宅によるシックハウスの被害を抑える対策がなされてきました。

その後、対象となる化学物質以外のものを使い始めた中での健康被害など、新たな問題が出てきたこともあり、室内濃度指針値の見直しや、新たな物質の指針値が検討されることになりました。

あなたが新築やリフォームをする前には、施工業者と十分に話し合い、シックハウス対策が施された安全な材料を選んでください。

建材だけではありませんよ。接着剤など、家づくりに関わるもの全てです。

さらに、家の中に持ち込む家具などにも注意してください。少なからず日本では規制されているものが、海外ではまったくのノーチェックという場合もあります。特に中国や東南アジアで生産された比較的安価な家具は汚染原因となることも多いので、チェックが必要です。

完成入居後は、十分に換気しましょう。また、体に異常があったらすぐに受診しましょう。

ところで、暑さや寒さの厳しい時期は、窓を閉め切って換気が不十分になりがちですよね。でも、シックハウスを避けるためには、換気を十分にし、小まめに掃除をして、カビやダニを増やさないなど、その家での暮らし方も大切なポイントになります。

それから、室内の空気を汚すのは、家や建材から出る化学物質だけではありません。煙草の煙や、本来禁止されている石油ストーブなどの暖房器具から出る一酸化炭素もそうですし、実は人間も汚染原因のひとつということを覚えておきましょう。

24時間換気システムがある家なら、必ず作動させておいてください。給気口を開けておくこともお忘れ無く。

家族の健康を守るためには、正しい知識が必要です。古い生活習慣を改める必要もありますし、正しい使い方を守る必要もあります。

これから検討されるシックハウス対策については、目が離せませんね。

あなたが、今の住まいで気になっているのなら、一度検査をしてみるといいかもしれません。

シックハウスの無い家をお探しなら、是非鉄筋コンクリート住宅をご検討ください。 

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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