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晴れても風の強い東京です。

そんな今日は朝から書類チェック、小金井東町計画検討、書類作成、事務機屋さん来社、池袋3丁目計画検討、積算作業、内装メーカーさん来社、信用金庫さん来社打ち合わせなど。

午後は見積作成、板橋区板橋3丁目計画検討、資料作成、金融機関へ、品川区旗の台計画検討、見積作成、世田谷区砧計画検討、ご近所へ書類お届けなど。夕方は台東区日本堤計画検討、資料作成、徳丸6丁目計画検討、ミーティングなど。

AFCアジア杯で、サッカー日本代表がUAEに敗れてしまいましたので、いつもと同じペースでお届けいたします。

ではこちら。

阪神大震災1・4倍の地震動も大丈夫! 鉄筋コンクリートのビル実験 兵庫・E−ディフェンス

防災科学技術研究所や大林組などはこのほど、実際に揺れを発生させて建物の破壊実験ができる施設「E−ディフェンス」(兵庫県三木市)で、建築基準法の耐震基準にのっとって建てた鉄筋コンクリート造りのビルが、想定を上回る地震動にどれほど耐えられるかを検証する実験を行った。

その結果、現行の耐震基準で阪神大震災の1・4倍の地震動に耐えることができることが分かった。

南海トラフ巨大地震の発生に備え、現在の建築基準を検証することが目的。
2015年1月23日 12時47分 産経新聞

なるほど。

まあ実際に鉄筋コンクリート造の設計や施工に関わっている方なら、おおよそ当たり前の結果という感想を持たれるのではないでしょうか。

もちろん設計の段階では、建築基準法で決められた計算方法に則って、1棟1棟確実に構造計算をするわけなんですが、その要所要所に安全率や補正を掛けていますので、当初の想定よりも相当強い構造になっていることが想像出来ると思います。

実際に阪神大震災でも、一部のピロティー形式やラーメン構造の一部に倒壊した建物がありましたが、壁式構造での倒壊はゼロでしたし、東日本大震災でも、壁式構造の鉄筋コンクリート造は100%倒壊無かったと思います。

また、東日本大震災では、倒壊しないことはもちろん、津波にも流されないことが重要だということがわかりましたし、阪神淡路大震災からの教訓として、燃えないということもまた大変重要なことと言われ続けています。

こと東京においても、これまで東京の最大の弱点であると言われていた、木密地域の改善を一段と加速するため、「木密地域不燃化10年プロジェクト」などに力を入れていますね。これにより、10年間の重点的・集中的な取組むことで、木密地域を燃え広がらない・燃えないまちにしていくということです。

今回の実験では、壁や柱にひびが入った部分もあったようですが、最終的に甚大な人的被害が生じるような倒壊はしなかったということで、最終的には設計上想定していた約2倍の強度があることも分かったそうです。

実験に携わった方も言っていましたが、実際にこれだけの強度があるということが正確に把握出来ていれば、大きな地震時などにも、不要な避難をして二次被害が発生することを防ぐことが出来ますね。

個人の家としては、すでに今は地震だけではなく、あらゆる自然災害や外敵から家族と資産を守ることが求められていますし、さらにまち全体としても、災害に強くならなくてはいけません。

今後の日本を考えれば、新たなまちづくりや、個人の家の建て替えさえも、どんどん難しい時代になっていくことが想像されます。だからこそ、今から100年後でもまだまだ使える家や街をつくって、残しておく必要があるんですね。

art3左の写真は気仙沼で津波に飲まれながらもしっかりと再使用可能な状態で残ったRC住宅です。

日本の将来のためにも、一族の子孫のためにも、家を建てるなら是非RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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