東京でいい家を建てるならRCdesign

晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から杉並区清水計画検討、見積作成、お問い合わせ対応、調査会社さん来社打ち合わせ、高田馬場計画検討、原稿作成など。

午後は文京区大塚計画検討、見積作成、お問い合わせ対応、高田馬場計画のお客様とお電話、西巣鴨計画のお客様にご連絡、町田市中町計画検討、資材発注など。夕方からは世田谷区松原計画のお客様宅訪問、打ち合わせなど、ありがとうございます。

夕方は強風が冷たくて寒く感じました。

ではこちら。

住宅の予算を1000万円下げる「コンパクトな生活」のススメ

不動産価格の高止まりが続いている。首都圏で2016年12月に売りに出されたマンション価格は平均で5078万円。前年同月比でマイナス379万円とやや下落傾向にあるものの平均的な会社員の給料ではいまだ手の出ない水準のままだ(首都圏のマンション市場動向 2016年12月度 不動産経済研究所 2017/01/19)。

「今は低金利だけどマンションの価格が上がっている」と言われる事も多いが、正しくは「低金利だから不動産価格が上がっている」となる。つまり金利と不動産価格はシーソーの関係にある。毎月の返済額が同じでも金利が低ければより多額の借り入れが可能になり、結果的に高額な支払いも出来るようになるからだ。

そこに海外投資家や相続対策の需要も加わった結果、特に都心部の資産価値が残ると言われている地区は、不動産バブルと言われながらも値下がりする気配はほとんどない。 
2017年2月21日 9時15分 プレジデントオンライン

なるほど。

最近の土地や建物の価格相場感としては、ここ数年高騰を続けていた勢いは落ち着いた感じがするものの、まだ下降するまでは至っておらず、高止まりという状況だと思います。

ここにきてアパートローンの融資姿勢が変化してきましたし、国の目指す方向性としても中古住宅の有効利用を進めるということですので、少しずつ沈静化の方向に向かうような気もします。

さて、なかなか気になる記事のタイトルでしたが、結論から言うと、なるべく不要なモノを減らすことで、収納スペースも最小限となり、その分小さな家にすることが出来るので、結果として予算を下げることが可能ということ。

記事では住宅における押し入れやクローゼット等の収納スペースは、概ね1割程度が目安とされているとし、60〜80平方メートルのマンションならば6〜8平方メートルの広さが収納に使われ、タンスやラック、テレビ台、本棚などのスペースも含めれば、さらに多くのスペースが使われているということ。

このスペースに土地代と建物の建築費を掛けると相当の金額になりますので、これらのスペースを大幅に減らすことができれば、もっと小さい家で十分という判断が出来るようになり、予算を大幅に減らすことが出来るとしています。

たとえばこれが人気の地域で10平米狭いマンションにすれば、予算を1000万円下げる事が可能になるということ。

そのためには、毎日使っているものであれば手元に置いておけばいいし、1カ月に1回は使うとか、冬には必ず使うなど、そういったものも捨てる必要はありませんが、年に1回も使っていない、それどころか引っ越しを何度も乗り越えてきたガラクタのようなものもは処分の対象にした方がいいようです。

この基準で考えると、家にある大半のものは不要という事になってしまう人がいるかもしれませんが、モノを捨てる際の判断基準は「使えるか」ではなく「使うか」ということ。

分かりやすいものでは、何年も前に買ったが現在は全く着ていない高価な洋服などで、買った時の価格を覚えているとなかなか捨てにくいというのは、心当たりがあるのではないでしょうか。

お客様と建て替えのご相談をさせていただくと、現在の生活では収納が足りないので、とにかく収納を増やして欲しいというご要望も多いですが、大抵は現状が不要なモノで満たされているという場合も多いです。

もちろん、趣味のお宝や本当に大切なモノを収蔵するのなら、それなりのコストを掛けてでも守らなければいけませんが、二度と使わない引き出物や食器、数年に一度あるかないかの来客用寝具、すでに理由がわからなくなっている小物、いつか使えると思っている包装紙などを置いておくためのスペースが一番無駄に決まっています。

これらのために、高い土地に建築費を掛けて収納を用意するのは、とてももったいないことだと思いますね。

収納スペースがあれば、そこを埋めようとしてしまうところが、人間にはあるのかもしれませんし、もしくはそれが自然の法則なのでしょうか。

収納の余白や予備ももちろん必要ですが、それも家族構成や生活スタイルを考えれば、おおよそ想定出来ます。あとは必要な場所に必要なだけ用意すれば、それ以上に増えたモノは処分の対象ということです。

収納を欲張りすぎると、結果的にゴミと一緒に暮らすことになってしまう、ということもありますので、プランを考える時には、十分注意して欲しいと思います。さらに住宅のコストを検討するなら、生活スタイルの見直しも同時に行う必要がありますね。

大切なモノを守るなら、住まいはRC住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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