長寿命の家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から内装屋さん、電気屋さん来社打ち合わせ、リフォーム工事計画検討、北区のお客様と連絡、大田区北千束計画検討、提携会社さんと電話、金融機関へ、帰社後は書類作成など。

午後からは西台のお客様来社、北区赤羽計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。その後現場視察など、帰社後は渋谷区計画検討、図面作成など。夕方はリフォーム工事軽作業、お問い合わせ対応、資料作成、ミーティングなど。

今年の桜は忍耐力が凄いと思います。

ではこちら。

「住宅業界」コロナショックで大混乱の背景事情

新型コロナウイルスの影響で混乱が生じている住宅産業。その要因と経緯、今後の展開について考えます

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響が、これまでインバウンドの恩恵を受けてきた観光とその周辺産業、東京オリンピック・パラリンピックを含む各種イベント産業を直撃している。

そして、その中で住宅産業について現在、住宅設備の品薄というかたちで影響が表れ、住宅事業者と施主に混乱が生じている。
2020年4月3日 5時25分 東洋経済オンライン

なるほど。

同業者の方はもちろんのこと、この春に引き渡しを予定されているオーナーの皆さん、またこれから建築を予定されている方も、今の状況は本当に不安を感じていることと思います。

幸いにも他の産業に比べれば、まだ緩やかというか、出来ることもあるという点では、恵まれていると思っても良いのではないでしょうか。

とは言え、入居したくてもトイレが使えないとか、お風呂に入れないということでは、家としての機能を果たすことは出来ませんので、ご不便をお掛けしていることに変わりありませんし、心配と不安を感じていることと思います。

しかし、日本の各メーカーさんでは、日々状況の改善に注力してくれていますし、少しずつではありますが、改善の方向に向かっているようですので、必ず解決する日が来ますので、今暫くお待ち頂けますようお願い申し上げます。

今回の状況が発生してしまった要因としては、近年の住宅設備が多様化、多機能化しているということもその一つで、キッチンを例に挙げると、レンジフードやガスコンロ、IHクッキングヒーター、レンジフード、食器洗浄機などといった付帯機器があり、それらも同様に品薄状態になっており、影響を大きくしているようです。

また、このほかにも給湯設備や照明器具、エアコン、ドアなどの内装・建具部材、石材や門扉などの外構部材などにも供給の遅れや品薄状態が発生、またはその可能性が浮上しているということ。

ご存知の通り、今の日本で供給されている商品は、全て日本製ということは非常に稀で、先のトイレの場合も、本体の便器は陶器で出来ていますが、この陶器は日本で製造されているものの、便座やその周辺設備などは、中国で生産されている部品も多く使用されています。

それは家電や車などでも同様で、全ての部品が揃って初めて商品になりますので、海外からの部品供給が止まってしまうと、商品が完成しないということになります。

さらに今回は、建築業界の繁忙期と言われている3月の年度末に重なってしまったということも、状況が悪化した要因になっていると思います。

記事にもありましたが、一般的に一戸建ての住宅1棟に、どれくらいの部材(部品)が使われているかというと、例えば大手ハウスメーカーでは「住宅の部材・部品数は1棟あたり1万点」と言われています。

建築物は住宅1棟を供給するのにも、多種多様な業態の事業者が全国津々浦々で関わっていて、部品や素材だけをざっと見ても、木材や鉄、コンクリート、ガラス、プラスチックがあるし、その加工、物流、製造、さらには大工など建築に携わる人々など、本当に多岐に渡って影響があるわけです。

これだけ多くの部品や人を揃えるだけでも、大変なことだと思いますし、さらにその部品を正確に組み立てるということは、不具合の発生確率も上昇してしまうことが予想されます。

建築物の安定した供給と性能の確保を考えると、構成する部品は一つでも少ない方が有利ですし、コストダウンもし易いように思います。

そういった意味でも、現場打ちのRC(鉄筋コンクリート)造なら、構造躯体全体を一つの部品にすることが可能ですので、多くのメリットを発揮することが出来ます。

今の状況から次世代までを考えれば、やはり住まいはRC住宅がオススメですね。

それでは。

今日もありがとうございます。


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