東京でスケルトンな家を建てるならRCdesign

春らしい陽気の東京です。

そんな今日は朝から練馬区田柄計画検討、資材メーカーさん来社打ち合わせ、信用金庫さん来社、書類作成、蓮根の歯科医院さんとお電話、渋谷区東計画検討など。

午後は業者さん来社打ち合わせ、来客、セキュリティー会社さん来社打ち合わせ、設備屋さんと電話、春日町のお客様とお電話、板橋区弥生町計画のお客様とお電話、書類作成など。夕方は小金井計画検討、その後文京区本郷のお客様宅訪問、帰社後は板金屋さんと電話、各種段取りなど。

ここ数日は金融機関さんの移動や、取引先の担当替え、早くも新人さんの同行などがあり、新年度を感じる日が続いています。

ではこちら。

ええ、うそっ!? コンクリートなのに透けてるよ

建築に使われるコンクリートブロック。あら不思議、向こう側が透けてシルエットが丸見えです!

ハンガリーの「Litracon(Light-transmitting concrete)」は、反対側の物体が透けて見える軽量コンクリートブロック。もちろん、建築用途にも使われています。なんだか凄く違和感が…。

じつは光ファイバーが端から端まで満たされていて、一方の光をそのまま反対側まで通してくれるのです。どれだけ分厚いコンクリートでも、しっかりと光を通してくれます。

だから影ができるんですね。これで謎が解けました。2006年頃、日本から輸出された光ファイバーで開発された新しい建築素材として注目を浴びたようです。

これならアート性のあるインテリアも作れるかもしれません。
家の外壁がこの素材で作られていたら、壁からの光で家の中が明るくなるのかな。日本でも普及したら面白そう。
roomie 2014年04月07日21時30分

なるほど。

これはなかなか面白い素材です。

140405concrete01早速写真を拝借してみましたのでご覧下さい。

確かに向こう側のシルエットが透けて見えています。

なんと光ファイバーが貫通しているということですので、日中は外の明かりを室内に取り込めますし、夜は室内の明かりで建物の表情をユニークにしてくれることでしょう。

あとは技術的にどのくらいの強度があるのか、耐久性はどうかなど、日本の建築基準法を満たすことが可能ということも必要な条件ですので、是非検証してみたいと思います。

この部材が純粋にコンクリートブロックとして認められれば、構造的にも利用できそうですが、もしかすると開口部としてみられたりしたら、耐火性能も要求されたりして、そうなると少々使い方が限られてしまうかもしれません。

しかし、こういった新しい材料や資材を進んで採用してみて、不具合を見つけたり、法規上の解釈を検証していくことも、私たちの大切な仕事だと思っています。

なんでも最初から完璧ということはありません。トライアンドエラーを繰り返しながら、より良い材料となっていくものです。

もちろん基本となる構造躯体などは、エラーがあってはいけませんし、これまでの長い歴史の中で、ほぼ完成の域に達しているものでなければいけません。

守らなくてはいけないところは、あくまで保守的にしっかりと守る。しかし一方では新しいことにチャレンジすることも同じくらい大切なことだと思います。

そんな住まいづくりのお手伝いをさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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