東京で一戸建ての住宅を建てるならRCdesign

くもりのち雨で涼しい東京です。

そんな今日は朝から文京区大塚計画検討、事務機屋さんと電話、会社説明会、書類作成、豊島区西巣鴨計画検討など。

午後は図面作成、土地家屋調査士さん来社打ち合わせ、出版社さん来社打ち合わせ、事務組合さんと電話、書類チェックなど。夕方は図面作成、商社さん来社、本郷計画検討、ミーティングなど。

秋雨前線の影響ですっきりしない天気が続いていますね。秋の青空が見たいです。

ではこちら。

タワーマンション、なぜ危険でデメリットだらけでも日本人は住みたがる?膨大な修繕費負担

世の中のタワーマンションブームは、依然として継続中だ。

今年6月に、ロンドンのタワーマンションで火災が起こり、それが日本でも大きく報道された。日本での問題の取り上げ方は「ああいう悲劇は日本でも起こり得るか」という視点に終始していた。いつもの通り、対岸の火事がこちらに飛び火しないかという心配ばかりだ。

しかし、あの一連の報道で多くの人がスルーしていた問題がある。それは、あのタワーマンションは公営住宅であり、住んでいたのは低所得者だった、という大方の日本人には意外な事実だ。私が見ている限り、そのことに驚いていたコメンテーターはほとんどいなかった。

日本では知られていない事実だが、ヨーロッパでは日本でタワーマンションと呼ばれる類の超高層な集合住宅はほとんどない。私が知る限り、あるのはロンドンだけで、全部で20棟ほどだといわれている。
2017年9月6日 6時0分 ビジネスジャーナル

なるほど。

確かに、記事にあるロンドンのタワーマンション火災では、その映像を見ている時点でもどこか他人事だった人が多かったと思いますし、一般的にもまた建築業界としても、日本ではどうかという点に関心が集まっていました。

その点では、条件が揃えば日本でも起こりうる災害と言えると思いますし、建築的な観点からは教訓として学ぶところも多い災害だと思いますので、タワーマンション好きな日本人には貴重なデータになったかもしれません。

それにしても、タワーマンションに住みたいという人って、実際はそんなに多くはないように思いますが、いかがでしょうか。

実際に今の東京お台場から豊洲周辺に行ってみると、それはもう凄い数のタワーマンションが乱立しているんですが、もしかするとこれが近未来の都市の姿かなと、錯覚してしまいますし、なぜかちょっともの悲しさや恐怖感を感じてしまうこともあります。

もちろんそんな雰囲気が好きで実際に住まわれている方もいらっしゃるでしょうし、いつかはあの上層階に住みたいと思っている方もいるかもしれません。

実は記事にもありましたが、ヨーロッパの人々はタワーどころか普通の高層住宅をも嫌っているんですね。それは歴史的な背景があるかもしれませんが、街づくりの美的な感覚だったり、人間の健康に影響することや、少なくとも小さな子どもを育てる住宅としては、ふさわしくないと考えていて、いくつかの国では法律で禁止されていることもあるようです。

記事によれば、ヨーロッパの人の感覚では、エレベーターは危険な乗り物に属するそうで、だから乗るときはレディを後に、降りるときはレディを先に、というのがマナーになっているということは、ダンディーな方には覚えておいて頂きたいところです。

一方で、記事で懸念していたのは、2000年頃から供給が増えたこのタワーマンション、すでに大規模修繕が必要な時期になってきたということです。

しかしながら、このタワーマンションの修繕方法が確立していないということが問題で、それは集合住宅としては未完成な形態と言われています。

さらに、この修繕には通常のマンションに比べて高額なコストが掛かるということで、修繕積立金が2.5〜5倍の負担が発生してしまい、それが半永久的に続くと考えるべきとされていました。

日本の不動産価格が今後どのように推移するかはわかりませんが、少なくとも湾岸エリアのタワーマンションが、価値を維持するということは難しいような気もしますので、中長期の資産価値を考えると、慎重になった方が良いように思います。

ライフスタイルは人それぞれですので、自分が気持ちよく暮らすことが出来れば、それが一番良い選択ということになると思いますが、今後の日本では土地や空き家が余ってくることが確実ですので、無理をしなくても希望があれば一戸建て住宅に住むことも可能になるかもしれません。

となれば、資産性を維持しながら、安全で快適に暮らすことが出来、より自由なライフスタイルを実現することが可能になりますので、一層RC(鉄筋コンクリート)住宅が求められるようになるのではないでしょうか。

当然今から家を建てるなら、RC(鉄筋コンクリート)住宅をオススメいたします。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング   ←  是非!