住まいはRC(鉄筋コンクリート)にしなさい!

東京で家を建てるならRC(鉄筋コンクリート)住宅。 (株)RCdesign(アールシーデザイン)社長の日記です。

凍死

いつもありがとうございます。ご愛顧感謝申し上げます。こだわりの一戸建て住宅や2世帯住宅、賃貸併用住宅の安定経営など、RC住宅と住まいに関するノウハウを株式会社RCdesignの代表井上がお届けいたします。

凍死は家の中で起きているとか。

安全で快適な家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、千葉県柏市計画検討、図面作成、電気屋さんと電話、渋谷区東計画検討、信用金庫さん来社打ち合わせ、足立区足立計画検討など。

午後からは練馬区の不動産会社さんへ書類お届け、金融機関へ、帰社後は資料作成、千葉県内でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。その後税理士事務所さんへ書類お届けに。夕方帰社後は港区役所さんと電話、文京区千石計画検討、お問合せ対応、構造担当と協議、足立計画検討、賃貸管理業務、ミーティングなど。

ラストスパートしております。

ではこちら。

凍死は雪山じゃなくて家の中で起きていた!死亡者数も熱中症の約1.5倍

今年の冬は、屋内での凍死に気をつけよう──。

「えっ、家のなかで凍死?」と思う人も多いことだろう。熱中症の危険性は広く知られているが、低体温症による死亡(凍死)者は1,225人(厚生労働省「人口動態調査」2021年)で、熱中症の755人(同)の1.5倍以上に上る。
2023年12月26日 6時0分 女性自身

なるほど。

これはなかなかビックリな数字ではないでしょうか。

西暦も2024年になろうという時に、凍死による数字が熱中症の1.5倍以上にもなっていたとは、これも日本が最貧国へと進む弊害ということかもしれません。

しかも、その凍死は屋外や山奥ではなく、家の中で発生しているということですので、ここは私たち建築屋も少なからず責任を感じてしまうところです。

記事によれば、12月9日。12月に入って暖かさと寒さを繰り返してきた大阪市。この日の最低気温は8.6度。大阪急性期・総合医療センター(大阪・住吉区)に68歳の女性が低体温症で搬送された。

体の中心部の深部体温は25.2度まで下がっていた。糖尿病の持病があり、自宅で倒れていたところを発見されたが搬送中に呼吸・心臓が停止。そのまま息を引き取ったという。

「糖尿病の方はインスリンを打って血糖値をコントロールしますが、なんらかの理由でインスリンを打たないと高血糖になって意識がなくなることがあります。室内であっても、倒れて動けなくなり、室温が低ければ寒さで体の熱が奪われてしまうのです」そう語るのは、高度救命救急センターのセンター長。

この低体温症は、深部体温が35度以下の状態のことだそうで、深部体温は脇に挟んで測る皮膚温よりも、1度ほど高く、普通は37度に保たれているが、体熱が奪われ低体温症になると多臓器不全が起き、重症化すると凍死する可能性があるそうです。

また、記事に書かれていたのは、日本救急医学会の全国調査(2018〜2020年)によると、低体温で搬送された人の8割が65歳以上。また屋内での発症は約7割を占めていた。冬期の低体温症は北海道や東北地方で起こると思われるが、大阪急性期・総合医療センターに23年1月1日〜12月16日までで、低体温症で搬送された人は38人。関西や九州などでも多くの症例が報告されている。とのことです。

さらに、低体温症で亡くなる人は、80年代には年400人程度だったが90年代から増加を続けていて、毎年1,000人前後が凍死しているとのことです。高齢化社会になり、認知症患者や独居老人が増えたことも増加の要因のようです。ひとり暮らしの高齢者には周囲の人のが安否確認や見守りをするなど注意しを払う必要がありますね。

記事にあった注意として、「この時期はお酒を飲む機会も多いと思いますが、アルコールによる酩酊状態から意識がなくなって凍死に至るケースも少なくありません。泥酔状態でもほとんどは3〜4時間ほどで“寒い”と目が覚めることもありますが、気温の低い室内でそのまま寝てしまうと、そのまま意識がなくなってしまうこともあるのです。

また転倒して骨折したり、ベッドなどに挟まって動けなくなったりして低体温症になるケースもあります。凍死は、雪山での遭難など特殊なことだと思われていますが、実際は家のなかで起こるケースが多いことをしっかり認識して欲しいです」と書かれていました。

ちなみに、ここでも何度か引用させて頂いていますが、低体温症を防ぐには、適切に暖房器具を使って、室温を下げないことが重要です。WHO(世界保健機関)は『住まいと健康に関するガイドライン』において、寒い季節の安全な室温を18度以上にすることを推奨しています。

記事でも「電気代が高くなっているが、適切に暖房をつけて室内を18度以上にしておくこと。また室内に寒暖計を置いてつねに室温を意識することも大切です。昨今は家に温度計を置いていないところが多いのですが、とくに高齢者の場合は、熱を作って巡らせる機能が低下しているため温度を感知することが難しい。部屋のなかが18度以下になったら暖房器具を利用するなど室温計を目安にすることが大事です」ということです。

いつもお伝えしておりますように、各お部屋には温湿度計を設置してください。そして年間を通じて適切な温度と湿度を維持することがとても大切です。

高気密・高断熱の住まいなら、冬の就寝時に暖房を止めても、翌朝まで20度を下回ることはありませんので、高齢者の方にも安心して暮らして頂けると思います。

さらに、高性能住宅なら冷暖房を連続運転されても、光熱費の心配は要りません。非常にローコストで室温を保つことが出来ますので、省エネで快適なんですね。

暑さ寒さを我慢しても、一つも良いことはありません。しっかりとコントロールして快適と健康を維持してください。

もちろんRC住宅なら確実ですね。

それでは。

今日もありがとうございます。

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家での凍死が急増とか。

東京で快適な住宅を建てるならRCdesign

雨のちくもりの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、お問い合わせ対応、地盤調査会社さんと電話、渋谷区千駄ヶ谷計画検討、日野市計画検討、事務作業など。

午後からは文京区小石川計画検討、資料作成、その後世田谷区方面に、大原計画のお客様と打ち合わせ、施設見学など。夕方帰社後は書類作成、日野市計画検討、書類作成、成増計画検討、防災屋さんと電話、ミーティングなど。夜は地元で新年会出席。

寒い家での凍死が急増!? これでいいのか、日本の住宅

凍死と言えば冬の雪山での遭難を連想するが、日本で急増しているのは屋内での凍死だ。厚生労働省の「人口動態調査」によれば、2000年から2016年までの国内の凍死者は計1万6000人となり、熱中症のおよそ1.5倍に上っている(2016年単年の凍死者数は1093人)。救急搬送される患者の多くは、屋内で低体温症にかかった高齢者だ。
2019年2月6日 8時33分 HARBOR BUSINESS Online

なんということでしょう。

これが先進国で経済大国といわれる国の現状なんですね。

いつもお伝えしているように、とにかく日本人の情緒的な感情や情報操作による間違った認識が、住まいはこの程度で十分とか、快適な環境は贅沢なことで、もっと我慢をしなければいけない、という思い込みにつながっているように思います。

家の中で凍死するとは、想像すらされていないと思いますが、低体温症の場合も高齢者になればなるほど自覚しにくい傾向で、気づいたときには手遅れになるケースが多いそうです。

記事では、この背景には高齢者の増加や貧困層の拡大に加え、孤立して暮らす高齢者が増えたことで、重症化するまで発見されにくいといった理由もあるということです。

また、これもいつもお伝えしていますが、リビングが暖かくても、廊下やトイレなどに移動すると極端に寒くなるような家では、その温度差で血圧が急激に変動して意識を失うケースもあり、このヒートショックも含めて、このままでは家の寒さが原因で健康を害する人の数は減らせません。

先日も書きましたが、日本にはこれまで住宅に断熱基準の義務付けは無く、ほぼ無断熱の住宅を販売しても許されていましたが、ようやく国でも制度として断熱基準を定める方向で議論を進め、2020年には義務化をすることが決まっていたんです。

しかし、昨年の12月に行われた国交省の審議会で、一転して義務化が見送られる方針が打ち出されてしまい、今後も健康面のリスクだけでなく省エネや地球温暖化対策にも逆行する国として、海外からも認識されることとなりました。

このままでは、国民の生命を守ることの出来ない家が増えるだけです。ドイツなどのように寒くない環境で過ごすことが当然の権利として認識し、国民が自ら寒い家は自分たちの人権に関わる問題として、対策をしていかなくてはいけません。

住まいづくりを考えたら、耐震性と耐火性、その上で断熱性と気密性を是非お求めください。

それでは。

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