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晴れて冷え込んだ東京です。

そんな今日は朝からお問い合わせ対応、都市銀行さんと電話、資材メーカーさんと電話、新宿区北新宿計画検討検討、鉄道会社さんと電話、世田谷区奥沢計画検討、商社さんと電話、セキュリティー会社さん来社打ち合わせ、練馬区田柄計画のお客様とお電話など。

午後は港区新橋の不動産会社さんからお電話、所沢市東所沢計画のコンクリート打設がありました。金融機関へ、サッシ屋さんと電話、田柄計画検討、見積もり作成、ミーティングなど。夕方は設備屋さんと電話、都市銀行さんと電話、浦和方面へお通夜参列など。

日中がとても短く感じるこの頃です。

ではこちら。

【南海トラフ】「これまでの家具固定効かない恐れ」と専門家 長周期地震動どんな揺れ?

内閣府が17日に明らかにした南海トラフ地震による長周期地震動では、「三大都市圏の広範囲でおおむね毎秒1・5メートル以下」との推計が示された。

 南海トラフを震源とする最大級の地震が発生したとき、名古屋市中心部にある鉄骨40階建て高層ビルの最上階にいたと仮定してみた。

 地震発生後、ビル全体が揺れ始めた。1秒間に1・5メートルの速さでフロアが水平方向に動く。マンションの居間では、転倒防止用に粘着固定してあった衣類タンスが何度も壁にぶつかるうちに粘着部分が壊れ、倒れてしまった。

 隣接するオフィススペースでは、会社員が立っていられず、机にしがみついている。すると、キャスター部分を固定していたコピー機が丸ごと転倒。壁まで流れるように移動し、近くにいた人にぶつかった。

 フロアは約6分間揺れ続けた。スプリンクラーが壊れ、フロア全体が水浸しになった。たまらず地上階へ逃げようとエレベーターホールへ人々は押し寄せたが、どれも止まってしまっていた…。
2015年12月17日 21時26分 産経新聞

なるほど。

またしてもなかなか恐ろしいデータが発表されましたね。

記事によると、東京23区では、高さ200〜300メートルのビルの最上階が最大2〜3メートル揺れ、揺れの継続時間は、東京23区は3〜5分程度ということです。

もしかすると、南海トラフが震源と言われても、東京からは距離もありそうだし、そんなに被害はないのでは、と思っていたりしませんか?

実は記事にもあるように、東京、大阪、名古屋の三大都市圏ではこれまで以上の地震による揺れが想定されていて、しかも結構長い時間揺れが続くと予想されています。

この揺れでは、これまでの家具固定が効かない恐れがあるとも書かれていましたが、新たな耐震化方法や家具の固定部分の頑強性を高める必要もありそうです。

このことから「当面は現状の固定方法を徹底するしかない。安易に取り付けず、推奨された固定方法に忠実に従うこと」とアドバイスしてありました。

内閣府としても今回は主な対策として(1)家具やオフィス機器の固定(2)エレベーター内の閉じ込めが発生した際に備えた救出訓練などを勧めていくということ。

しかし、家具固定については、これまでのビス固定式や粘着式、突っ張り棒式などの一般的な方法では、いずれも固定部分から壊れる可能性があると言っています。

また、地震に強いとされる免震構造でも、長周期地震動では揺れが増幅される場合があり、低層のビルでも注意が必要ということですので、やはり高層ビルに限らず、一般住宅でもしっかりとした対策が必要ということです。

実際に東日本大震災では東京都内でも長周期地震動による被害が多発していましたので、いつものような他人事として処理せず、必要な対策を必ず行ってください。


それでは。

今日もありがとうございます。


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