RCの家を建てるならRCdesign

くもり空の東京です。

そんな今日は朝から大工さんと打ち合わせ、電気屋さん来社打ち合わせ、リフォーム工事計画検討、資料作成、渋谷区広尾の不動産会社さんと電話、目黒区下目黒計画のお客様とお電話、書類作成など。

午後は渋谷区計画検討、図面作成、杉並区桃井計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。夕方は図面作成、資材発注、久喜計画検討、ミーティングなど。

不要不急な外出を控えている方も多いことと思います。天候が崩れるとの予報もありますので、ここはぐっと我慢をして、無理をせずに体調管理に注意して頑張りましょう。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第426回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、いよいよ自宅の新築工事が始まると、毎日ワクワクします。

そんな喜びの一方で、常に付きまとうのが施工不良への不安かもしれません。

本やネットなどを見て、施工不良を見極めるコツを勉強するものの、それを実践するのは簡単なことではありません。

例えば、基礎工事一つをとっても
・砂利はしっかりと転圧されているか
・鉄筋の太さや間隔は適正か
など、数多くのチェック項目があります。

それらを施主が正確にチェックするのは、かなり難しいでしょう。

そこで用いられているのが第三者チェックです。

第三者チェックを行う機関は、インターネットなどで調べられます。

『第三者』への依頼ですから、業者を介しては意味がありません。必ず業者に確認の上、あなたが直接依頼しましょう。

ところで、専門的な知識が無くても、工程表などで日数のチェックはできます。

木造住宅の基礎工事の場合は、
・地盤改良から基礎工事まで、ある程度の期間を設けているか
・コンクリートを硬化させるための日数を、十分に確保できているか
などのチェックです。

たとえ木造と言えども、家にとって基礎工事は最も大切な部分です。

硬化が不十分な状態で型枠を外すと、コンクリートの品質を保てません。

家の傾きなど、重大な被害につながります。

硬化に必要な期間は、天候や気温によって変化します。

ちなみに、大体の目安は、気温15度以上なら3日程度、気温5度以下なら8日程度(ただし、試験により圧縮強度が確認出来ればOK)です。

新築経験者の体験談によると、工期を縮めるために、わざと硬化期間を短く設定する業者がいるようです。逆に、少しでも早く引き渡してほしくて、その期間の短縮を要求する施主もいるとか。

基礎工事の施工不良箇所を治すには、家をジャッキで持ち上げたり、基礎の上にある建物を全部壊して基礎をむき出しにする他ありません。

木造でも基礎だけは、RC(鉄筋コンクリート)造で作られますが、その重要性や施工の善し悪しは、意外なほど知られていないものです。それはコンクリートの取り扱いに不慣れということもあるようです。

そんな悲しい体験をしないよう、注意したいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

 ←ご声援お待ちしております。