安全な家を建てるならRCdesign

台風襲来の東京です。

そんな今日は朝から文京区根津のお客様とご連絡、豊島区目白のお客様とお電話、日野市計画検討、図面作成、お問い合わせ対応、豊島区要町計画検討、資料作成など。

午後は高田馬場のお客様とお電話、台風養生、システムメンテナンス、お問い合わせ対応、見積作成など。夕方は各種段取り、賃貸管理業務、ちょっと早めに閉店させて頂きました。

東京では雨のピークが過ぎたようですが、まだまだ気を抜けませんし、東北方面ではこれからくれぐれもご注意ください。それでは台風の中ではございますが、今週も土曜日恒例の家づくり講座第414回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

あなたは、水田や河川に隣接した家の外壁に、コケが生えているのを見たことはありませんか?

一般的な住宅地でも、日当たりや風通しが悪い面だけ、外壁がコケに覆われた家もあります。

あれはどうしてだと思いますか?

山や川などにはコケが生えていますよね。それらの胞子は、風に乗って外壁に付着します。乾燥しにくくて水分を補給できる自然環境だけでなく、凹凸が多くて水はけの悪いデザインの外壁や、経年劣化で防水性が低下した外壁などに付着した胞子は、その水分を利用して繁殖します。

それらのコケには保水力があります。コケに覆われた部分は、常に湿気に包まれている状態です。

放置すると、木造の外壁材が劣化だけでは終わりません。水分がゆっくりと内側に侵入し、じわじわと付着面を腐食していくことがあるんです。

腐食は、住宅の寿命を縮める最大の原因です。適度な乾燥が保たれた木造住宅の寿命は結構長いとも言われています。

しかし実際には、腐食により劣化する住宅が多く、30年ほどで寿命を終えるケースが少なくありません。

終の棲家にするには、あまりにも短い年数です。

それを避けたいなら、土地選びの際に、周辺の家々の外壁チェックもしてみましょう。

特に、北側の外壁チェックは忘れないでください。

その際、コケの発生が確認できたなら、
・その土地を候補から外す
・コケに強い外壁材を選ぶ
・防藻、防カビ塗料を外壁に塗る
などの対策を検討したいものです。

 なお、コケが発生しやすい主な外壁材は、
・モルタル壁
・窯業系サイディング
・リシン壁
・ALC壁
の4つです。

住宅によっては、築後2〜3年でコケが発生することがあります。

土地選びや素材選びには注意したいですね。

もちろん構造をRC(鉄筋コンクリート)造にしておけば安心です。

それでは、どうか安全に。

今日もありがとうございます。


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