東京で自然素材の家を建てるならRCdesign

晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から埼玉県戸田市計画検討、その後世田谷区弦巻のOBオーナー様宅訪問、部品お届けと打ち合わせなど。

午後は宅建協会のお手伝い、記者後は桜木町の不動産会社さんと電話、中区野毛町計画検討、高田馬場計画検討、原稿作成、お問い合わせ対応など。夕方は練馬区田柄計画検討、不動産会社さんと電話、資材発注、電気屋さんと電話など。

あっと言う間に9月も最初の土曜日になりました。何かと忙しいことと存じますが、それでも今週も土曜日恒例の家づくり講座第308回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

住まいづくりを検討していると、住宅設備機器や内装仕上げ材など、検討する項目も多いものですが、それ以上に選択肢の多さにビックリしてしまいますね。

そんな中、内装について最近では自然素材の壁をお選び頂くケースも多くなっています。

漆喰や珪藻土を左官工事で塗る仕上げ方法です。

少しでも健康的でエコな家が求められている今、そんな仕上げの良さが見直されているのだと思います。

これら左官工事による仕上げは、夏の暑さを壁に取り込むことで室温を下げる効果や、吸湿性があるので、蒸し暑い夏でも木陰で涼むような感覚を味わうことができます。

やがて冬になると、暖かな日差しを蓄え、夜に室温が下がれば緩やかに熱を放出してくれます。ただ、断熱性や気密性は工業製品より劣るので、断熱はしっかりと行い、内壁の仕上げとして左官塗り壁を利用するなどの工夫をする必要がありますので、鉄筋コンクリート住宅との相性はとても良いです。

やはり塗り壁が持つ癒しの効果や、シックハウス知らずの安全性は、工業製品にはマネができません。塗り壁は、室内に漂う有害物質を吸着するので、健康にも貢献します。

そんな点に魅力を感じた施主の中には、ワラや土にこだわることで、より良い土壁を追求する人もいるとか。

また、直線的な壁ではなく、あえて曲線的な壁にし、独創的な空間を楽しむ人もいるそうです。

ところで、早く新居に住みたい人や、ギリギリまで出費を抑えたい人は工期を短くし、人件費を抑えることを望みます。しかし、塗り壁は技術力のある職人でないとできません。

それに、乾燥などの工程が入るので、十分な工期が必要です。ですから、工業製品での家づくりと比べると、どうしても費用がかさんでしまいます。

そんなデメリットがあるにも関わらず、こだわりを持つ施主に選ばれている塗り壁。

といっても、体感しなければその良さはなかなかわからないものです。

もしご興味があるようでしたら、実際に施工された家を見学させてもらうといいですね。
 
それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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