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晴れて乾燥の進む東京です。

そんな今日は朝から高田馬場計画検討、資料作成、提携会社さんと電話、町田市計画検討、板橋区板橋3丁目のオーナー様とお電話、ありがとうございます。お問い合わせ対応、資材メーカーさんと電話など。

午後はリフォーム計画図面作成、徳丸計画検討、図面作成、資材発注、新宿区高田馬場計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。夕方は書類作成、図面作成、お問い合わせ対応、ミーティングなど。

どうも1週間が短いと思ったら、今週は火曜日スタートでしたね。冷え込みが厳しくなっておりますが、今週も土曜日恒例の家づくり講座第278回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

ところで、あなたは新築現場の敷地内に置かれている材料などをご覧になったことはございませんでしょうか。

木造だとわかりやすいのですが、プレカットと呼ばれる木材を見たことはありませんか?

木材はブルーシートで覆ってあることが多いので、はっきり見えないかもしれませんが、長さや凹凸などの加工を工場ですませ、建築現場での加工を極力減らした状態で搬入されたものです。

このプレカットという加工方法が普及する前は、大工さんが手作業で加工していました。

ですから、木の性質を見極め、使う場所に合わせて細かな配慮をしながら加工することができました。しかし、今はプレカットが主流なので、そういった技術を持つ大工が減っています。

大工の技術を育てるには、どうしても時間がかかります。ですから、大工を育成する労力やコストを負担に感じ、業者が社員として大工を雇わなかった時期もありました。

しかし、技術力のある大工が次々と引退している今、「技術力のある大工を真剣に育てなければ」と危機感を抱く業者が増えてきているように思います。

ご存知の通り、ハウスメーカーは下請けに施工を任せるので、社員大工がいないところがほとんどです。

工務店の中にも、仕事があるときだけ大工を雇うところもあります。

仕事が無い時に給与を支払う余裕が無いのかもしれません。

当然ですが、社員として大工を雇うと仕事の有無にかかわらず給与が発生します。それをデメリットと捉える人もいるのでしょうが、『安定した技術力を確保できる』という大きなメリットがあります。

完成後も、トラブルが起きた時の心強いサポーターになります。

日雇い大工と比べて社員大工のすべてがいい、というわけではありませんが、社員大工がいる工務店には、

・技術力にこだわりを持っている
・次の世代を育てようとしている
・ノウハウと経験値を蓄積している 
といった心意気を感じて欲しいと思います。

人によっては、「技術は人並みでいいから、少しでも安い方が良い」という考えもあれば、「一生に一度しか建てない家だから、こだわりを持って建てたい」という考えもあるので、大工に求めるスキルは人それぞれでしょう。

しかし、もしあなたが技術力を求めるのなら、社員大工がいる業者を探した方が安心です。

ちなみに弊社は創業者をはじめ、社員大工の雇用と育成を40年以上続けています。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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