レガシーな家を建てるならRCdesign

雨のちくもりの東京です。

そんな今日は朝から図面作成、提携会社さん来社打ち合わせ、大工さんと電話、その後練馬区上石神井計画の現場へ、その後三鷹方面へ。

午後からはお客様と打ち合わせ、日野市計画の現場へ、お客様と現場視察と打ち合わせなど。夕方からは品川方面へ、提携会社さんの40周年記念式典出席と懇親会など。

弊社も40周年目指してあと3年、がんばります。

ではこちら。

報道陣に公開された「新国立競技場」 ネットの反応は「めちゃくちゃ普通すぎる」

報道陣に3日、建設現場が公開された2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとして11月末に完成する新国立競技場(東京都新宿区)の姿に、ネット上では「普通すぎる」といった意外な?反応も見られる。

建設作業が全体で9割近くまで完了した新国立競技場。五輪開幕まで1年あまりとなって公開されたその“雄姿”に、ツイッターを通じて「めちゃくちゃ普通」「普通じゃね?」「どこにでもあるような」「何とも特徴のない」などとサプライズ感のない受け止めが発信されている。
2019年7月4日 16時30分 東スポWeb

なるほど。

なんとも残念なご意見ですが、これは建築前からある程度想像できていたことだと思います。

もしかするとその経緯もすでに忘れられているかもしれませんが、そもそも今回のデザインに至ったのは、当初コンペで採用された故ザハ・ハディド氏の案だったにも関わらず、後から8万人収容のスタジアムが奇抜な外見で建設作業も難しいキールアーチ構造だったり、巨大で総工費が2500億円にも膨らむ可能性があることから、批判を呼びて撤回されたことがありました。

そこから計画をやり直し、1500億円強のコンパクトなものとして、開閉式の屋根も取りやめとなって、現行の案が採用されました。

実施されることになったのは、日本が誇る世界的建築家の隈研吾氏が設計した案で、木のぬくもりを感じられる「杜(もり)のスタジアム」をコンセプトにしたものです。

木材と鉄骨を組み合わせた巨大な屋根が観客席の上にせり出した形で、緑や茶色など落ち着きのある色の観客席など、日本各地の木材を使用することも、なぜか賞賛されていました。

もちろん日本の巨匠、大先生の案ですから、素晴らしいものに違いないと思いますが、目にした国民の感想が記事にあったようなものだとすれば、それは結果的に感動よりも実務的なコストパフォーマンスを選んだということになるかもしれません。

今回はレガシーという言葉がよく使われますが、新国立競技場が先人の遺産となるか、ちょっと雲行きが怪しくなってきたように思います。

私の個人的な感想では、ザハ・ハディドさんのデザインをオススメしていたので、やはり残念に思いますが、実施された案でも、折角日本の技術と人材を集結して造ったものですので、少なくても国民が愛着を持てるものになって欲しいと思います。

建築工事が期限に間に合ったということも賞賛に値するものですし、間違いなく難易度の高い工事だったと思いますので、日本の技術者と職人のレベルを証明することは出来たのではないでしょうか。 

民間レベルでも、もっと頑張ってデザインと性能を両立させた住宅と街づくりを進めなくてはいけません。

レガシーになる家をお探しばら、是非お気軽にRCdesignまでご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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