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晴れて暖かな東京です。

そんな今日は朝から近所の工事立ち会い、蓮根の不動産会社さんと電話、赤塚新町計画検討、解体業者さんと電話、信用金庫さん来社、豊島区駒込計画検討、図面作成など。

午後は郵便局など、その後資料作成、信用金庫さん来社、成増の不動産会社さん来社、打ち合わせ、サッシ屋さん来社打ち合わせ、小金井計画検討、図面作成など。夕方は葛飾区新小岩計画のお客様とお電話、お問い合わせ対応、ミーティング、北区西ヶ原計画検討、渋谷区恵比寿2丁目計画検討など。

あ〜っと、今日で1月も終わりだったんですね!ビックリです。

ではこちら。

地震に強い家とは・・・「ゆれ疲れ」に対する対策も必要

日本に住む以上、かなり大きな地震に見舞われることは、想定せねばならない。公共の施設でも可能な限り耐久性や安全性を考慮してもらいたいものだが、庶民にとってさしあたって気になるのは「わが家」だ。生命と財産に直接かかわる問題だからだ。そこで、住宅・建設大手の大和ハウス工業の同社総合技術研究所で住宅工法の開発に取り組み、地震による揺れと住宅の関係に詳しい山内正康氏に話を聞いてみた。

――少し規模の大きな地震が発生すると、余震が何度も続きますね。繰り返し起こる地震によって、住宅は影響を受けるのでしょうか。

山内:はい。過去20年間に震度7以上の巨大地震は3回発生しています。2011年の東日本大震災においては、震度7の本震の後、約2カ月間に、震度6弱以上の余震が4回発生しました。

一般的な住宅は、大地震を受けることで、外装材や内装材が損傷する場合があります。また、地震によっては構造体も損傷し、補修が必要な場合もあります。

さらに、複数回にわたって繰り返し大地震を受けることで、建物の構造体の損傷が少しずつ拡大し、耐震性能が徐々に低下していく「ゆれ疲れ」という状態が発生します。そうなると、改めて大きな揺れにさらされた場合、倒壊にいたる可能性が高まってしまうわけです。 
サーチナ 2014年01月31日11時00分

なるほど。

さすが大手ハウスメーカーさん、新たな切り口で商品開発に余念がありませんね。

確かに日本で暮らす以上、避けては通れない地震対策ですが、基本的に現在の日本における建築基準法に沿って設計・施工された建物なら、地震で倒壊することは無いということになっています。

記事では、大きな地震を繰り返し受けることで、構造躯体にダメージが蓄積されることを問題としていますが、これまでの日本で多く建てられた木造住宅や鉄骨造などは、柱と梁による構造になっていて(これをラーメン構造と言います)、基本的に揺れるように考えられているものです。

紙を画鋲で貼ったところを想像してください。そこは確かに留まっているんですけど、一つの画鋲を中心に回転することが可能ですね。この状態をピン接合と言います。平行四辺形の4点がすべてピンだと簡単に潰れてしまいます。そこで筋交いと呼ばれる部品が必要になるわけです。

超高層ビルも考え方は同じで、すべての強度を上げると、同時にコストもアップしてしまうところを、各部材の強度をある程度で抑えながら、自ら揺れることで、力を逃がすという発想ですね。

一方、木造のツーバイフォー工法や、RC(鉄筋コンクリート)造の壁式構造は、部材そのものの強度を上げて、構造物の歪みが無いように、全体の強度を計算しています。

業界の一般的な認識では、ラーメン構造は高層建築向きで、壁式は低層住宅に適していると考えられます。

日本ではもちろん地震対策が重要なんですが、これまで多くの自然災害を経験した教訓として、地震対策だけでは足りず、台風や竜巻、崖崩れや津波も考慮した、建物の強度が必要なことがわかっています。

そのためには、構造躯体が「腐ったり」、「錆びたり」部材が劣化しないことが必要で、これまで通常の住宅では、そのために防水・防錆・防腐・白アリ対策などが必要でした。

これからの日本では、一度建てた家をより長く利用し、住み続けることが求められますので、構造躯体の劣化があってはいけませんね。できるだけ劣化しにくい構造躯体を選ぶことが大切です。

もちろんすでに家を所有している場合は、今後も住み続けるために、定期的に点検・補修を受けるなど、維持管理が重要ですが、より確実なのはやはりRC(鉄筋コンクリート)壁式構造がオススメです。
 
それでは。

今日もありがとうございます。


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