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くもりのち雨の東京です。

そんな今日は朝から板橋3丁目計画検討、電気屋さんと電話、新宿区北新宿計画検討、横浜市中区計画検討、練馬区田柄計画のお客様とお電話、土地家屋調査士さんと電話、台東区日本堤計画検討など。

午後は目黒区駒場計画検討、見積作成、板橋区徳丸6丁目計画検討、その後表参道方面へ、業者さんと打ち合わせなど。夜に帰社後は資料作成など。

相変わらずのグズグズな天候が続いていますね、まあ恵みの雨だったり、季節が深まるなら仕方がありません。

ではこちら。

地球の樹木は3兆本、従来推定の約8倍 国際研究

【AFP=時事】地球上には約3兆本の樹木があるとの調査結果が2日、発表された。世界人口1人当たりではおよそ422本で、従来の推定より8倍多い「驚くべき」結果だという。

米エール大学(Yale University)の専門家らが率いる15か国の国際研究チームは、これまでで最も包括的と同チームが主張する樹木の全数調査を行うため、本数を数える昔ながらの調査方法と、人工衛星とスーパーコンピューターの最先端技術を組み合わせて用いた。

論文主執筆者でエール大林学環境学部のトーマス・クローサー(Thomas Crowther)氏は「思いもよらなかったことだが、数兆本レベルの話になっていることに気付いて本当に驚いた」と話す。
2015年9月3日 10時7分 AFPBB News

なるほど。

一見すると何やら良いニュースに見えますが、やはり地球の現状はそうそう楽観視出来るものではありませんね。

確かに人口一人当たりの樹木が442本もあるとか、従来の推定よりも8倍も多い結果になった、ということだけを見れば、それなりに良い意味でビックリされる方も多いと思います。

しかし、記事によると英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文では、今回の調査で文明が始まって以降の森林面積の半減についても推算されたということですから、これはもちろん問題です。

このことから森林破壊のペースが衰えていないことがわかりますが、なんと現在でも毎年約150億本が人間の手で伐採されていることが、今回判明したそうです。

今回の研究では、世界40万の森林地域を対象に樹木本数の調査が行われたそうですが、気候、地形、植生、土壌状態、人間の影響などが、樹木密度にどの程度の影響を及ぼしているかを判定するために、衛星画像までも利用されたということです。

そんな苦労の末、樹木本数を概算するためのモデルを局所レベルで構築した後、地球上にある樹木推定3兆400億本の世界地図を作製したということですから凄いですね。

今回エール大学では、声明で樹木本数に影響を与えるすべての因子の中で、主に森林伐採や土地利用の変化などによる人間の活動が、群を抜いて最大の影響を及ぼしていることが、研究チームの推算結果で明らかになったということ。

さらに、記事にあったクローサー氏は「人間は、地球上の樹木の本数をほぼ半減させた。その結果として、気候や人間の健康に影響が生じていることが確認されてきた」としながら、「世界中で健全な森林を取り戻すには、さらにどれだけの努力が必要かを、今回の研究は浮き彫りにしている」と述べたそうです。

当然、森林樹木の大切さは、皆さん承知のことですが、実際にその保護という点では、なかなか実践できていないのではないでしょうか。

ひと頃に比べて、紙資源の削減を意識することが少なくなっていませんか?割り箸の使用はどうでしょうか?まさか木造の建物を数十年単位で建て替えたりしていませんか?

国際的にも日本の木材の利用方法や無駄遣いには、批判の集まっているところなんですが、やはり樹齢50年の木材を伐採して、30年で焼却処分していては、資源が増えるわけありませんね。

もし、住まいづくりをお考えなら、少しでも限りある木材を意識していただき、有効利用を心がけていただきたいと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。

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