安全な家を建てるならRCdesign

晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から図面作成、大田区下丸子計画検討、文京区白山計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。書類作成、お問い合わせ対応など。

午後は大田区田園調布計画検討、図面作成、杉並区阿佐谷北でご検討のお客様とその後渋谷区西原計画の現場へ、オーナー様と打ち合わせなど。いつもお気遣いを賜り、誠にありがとうございます。夕方帰社後は書類作成、世田谷区三宿計画のお客様とお電話、ありがとうございます。文京区本郷のお客様とお電話、図面作成、ミーティングなど。

メリクリです。

ではこちら。

ニトリとカインズ「削らないで」 アスベスト含むバスマットにヤスリ

健康被害の恐れがあるアスベストが含まれていた珪藻土(けいそうど)製バスマットの自主回収を始めた家具大手ニトリが、手入れ用ヤスリを付けて販売していたとして、削るとアスベストが飛散する可能性があるため「削らず、使用をやめて」と呼びかけている。

カインズも同様の自主回収を発表して、使用中止を呼びかけている。
2020年12月23日 19時53分 朝日新聞デジタル

なるほど。

これはまた残念なニュースとなってしまいましたね。

以前からその吸湿性が注目されていた珪藻土ですが、その機能を利用したバスマットは、便利に利用されていたご家庭も多かったかもしれません。

また、最近では100均などでも売られるようになりましたが、コースターや計量スプーンなど、応用した商品も多くなっているところでした。

珪藻土は、植物プランクトンが化石化したもので、活性炭の数千倍という超多孔質の素材であることから、調湿や消臭の効果も期待されています。

本来は無機質な自然素材ですし、アスベストは含まれないと言われていますので、今回は何かしら人工的な加工がされた際に、混入したとみられます。

一部の報道によれば、成形して固形化する際に、硬化剤としてアスベストを含む材料が使われた可能性が指摘されていました。

以前にもお伝えしていましたが、日本では40年くらい前までは多くの建材にアスベストが含まれていたんですけど、その建材が使われたままの建築物が今も多く残っているんですね。

このアスベストはそこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。

したがいまして、今回の商品も通常の使用では問題はないと思いますが、削ったり切ったりすることで、健康被害に繋がる恐れがあるということだと思います。

記事によれば、ニトリは22日に、珪藻土のバスマットやコースター9種類・計約240万個の自主回収を発表。同社によると、回収対象品のうちバスマット2種類・計約170万個にヤスリを付けていた。パッケージに「汚れがひどい場合、表面の汚れを削り落とすと吸水効果が復活する」と記していたそうですので、ここが問題となりそうです。

また、カインズも22日に珪藻土のせっけんトレーやバスマットなど5種類・計4万8千個からアスベストが検出されたとして、検出されなかった商品を含めた17種類の自主回収を発表。うちバスマット1種類に同様の理由でヤスリを付けていたということです。

両社や厚生労働省は、飛散するおそれがあるので、切断したりゴミとして捨てたりせずに、ポリ袋に入れてテープでしっかりと封をするように呼びかけています。

もしご利用中のご家庭がございましたら、問い合わせはニトリお客様相談室(0120・209・993)、カインズお客様相談室(0120・659・337)へお問い合わせください。

安全で快適な暮らしには、正しい使い方が重要です。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング ←ご声援を是非!